昨日に引き続き、秋田県大館の樹海ドームでは東北1部リーグの天王山が行われた。フットサル界の地域リーグの歴史において、4連覇を果たしたことがあるのはシュライカー大阪(旧マグ)だけといわれている。県リーグ単位では広島県のDLLCなどが県リーグ4連覇を達成している。この日の観客は推測200名前後!関東、関西圏に比べたら半分にも満たない数字だが東北では大入りだ。昨日の北東北2部リーグ大一番が、観客20名前後だったことからもこの日の注目度が伺える。●格闘技を彷彿させるような体のぶつかりあいが続く前半戦2チームとも前半頭から気合の入った試合展開。ワンプレーワンプレー毎にベンチから威勢のよい掛け声が飛ぶ。両チーム共に昨日のAMVのような気迫が伝わってくる。ファールに近い際どいプレーがあろうものなら、ベンチ陣が一世に立ち上がり審判に向かって猛アピール。5分、右サイドを駆け上がった石垣から中央の岩本へ通ったパスが、ポストにあたりゴールキーパが必死にはじき出し阻まれる。試合の序盤戦は、バチバチな体のぶつかりあいが続く。倒されながらの笹渕が体を投げ出しシュートブロックや、9分、一瞬の好きをついたディアがキックインからゴール前空中のボールをヒールで流しこみゴールを奪う(1−0)ディアは岩本をフィクソにおき、藤枝をピヴォに置く攻撃が目立つ。13分、グレスタゴール前ゴレイロがこぼしたボールに柳館が詰め接触プレーの反則がとられる。このプレー辞退でイエローは出ないはずが、その後グレスタ5番の岩澤が柳館を突き飛ばす。なぜかこのプレーでイエローを受けたのは柳館。本来ならイエローではないプレーだが、こうしたオウトオブプレーでの選手間の衝突により判定が変わったかに見えた。イエローが出るならばこの場面に岩澤にも出され、喧嘩両成敗のはずの場面に見えた。この判定には会場からもブーイングが起こるほどであった。中盤に差し掛かると、ディアも崎山の出場時間が長くなりこちらも体格を生かしたピヴォ柳館に当てるピヴォあてと遠目からのミドルを使い分けた攻めがが多くなる。ライン際のルーズボールへの攻防は、常にどちらかの選手が転びまるで格闘技を見ているかのようである。会場全体も熱く、自分もまた着ていた長袖を脱ぎ半袖になる。決して技術の攻防ではないが、気持ちの入った体のぶつけ合いは観客をくぎづけにする。試合は終盤に差し掛かっても尚両チームの勢いは衰えない。既に肩で息をしだす選手が多くなる中、気持ちが体を動かしている感じだ。終盤に入るとグレスタは竹村、岩澤あたりの出場時間だ増えディアも虎谷を残し両チーム共に出場時間が長くなる選手が増え偏りだす。それでもフィルードに出てる選手で手を抜くものはいない。前半の終わりを告げる笛がなり、ようやくここで自分も一息を入れる。既に一試合分を見終えたかのような満足感である。両チーム共に前半最後までベンチは騒がしく、最初は笑いの起きていた観客席もそれに慣れたようだ。いやっ、雰囲気に観客が呑まれ始めたといった方が正確かもしれない。フィールドと観客席の温度が一体感を帯びたかのように感じた。後半もまた期待が持てる試合展開である。
いつもの作業&洗濯場のコイランで過ごす。隣には温泉施設もあり快適である。 朝一グレスタニケ監督宅に集まる仙台、秋田市内組みのメンバーたち 家族に送られいざ決戦の地へ〜 東北リーグ隣にある樹海ドーム。年末には樹海ドームはいという安比カップに並ぶ東北を代表する大きな大会。 ベンチでアップを見守るベテランの渡部 6人ずつに分かれてラダーでのアップ 軽快なステップが体育館に響き渡る 両チームコートに入ってのUP、キックオフ20分前。 円陣前最後の確認をするニケ監督(中央) この一戦に賭ける思いは強い、全国まで後一歩のところまできたグレスタ 史上初の5連覇にむけて! 円陣から気合十分のグレスタ。 北と南を代表する2強が対戦する大一番 メンバー12人フル面子で望む、ディアボーイズ。 全国まで後一歩のところまできたグレスタ 静かにキックオフの時を待つグレスタベンチ 試合も見守るディアボベンチ
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◆ おまけ・さすらいの足跡(ブラジル後) 12/25・ブラジルから帰国 26千葉、27・28宮城(東北プレーオフ) 29・30東京(御殿下スーパーカップ) 31・1は新潟で年越し。 6〜9四国遠征。 10・11広島・Fリーグセントラル取材。 中国・(広島F・DO、フラジール、サルサ、奥山蹴球雑技団etc) 1/18はFリーグ大阪×名古屋取材、 〜24込 関西(YONAIT、高槻松原、旭屋、カンカンetc)。 1/25は九州リーグ取材。1ヶ月半かけて、九州(SPORVA、RD、エスペランサ、カティオラ、ボルク、フクエイジャパンetc) 3/6大阪、7・8静岡で全日本選手権取材。 13〜15は東京で全日本取材。 20〜22は山口で地域CL取材予定。 27〜29はトリムカップ取材。 4/5は関東オールスター取材。 11・茨城選抜取材。 12・北関東リーグ・栃木選抜取材。 13〜18栃木。18東京、埼玉。19埼玉、千葉。20群馬、 25まで埼玉中心に活動。 26埼玉→長野。4/27〜29石川。30東京、千葉。 5/2、3PIVOチャン全国決勝大会取材。 9・10富山で、全国選抜北信越大会取材。 11京都、12大阪、13和歌山。 14・15大阪。16滋賀・三重。 17・全国選抜東海大会取材。その後静岡巡回。 6/6〜関東巡回。 6/21〜東北巡回中。 7/17〜19・全国選抜取材(石川)。 7/20〜関西巡回。7/26関西リーグ取材。その後、京都、滋賀を経て、東海移動中。 8/2東海リーグ取材。8/6〜9オーシャンアリーナカップ取材。 愛知、滋賀、奈良、兵庫を回った後、Fリーグ2009開幕節取材。その後、千葉、青森を経て、9/2〜10/31北海道巡回。10/31〜青森・秋田巡回中。