この試合は女子フットサル界の歴史が変わった瞬間でもあった・・・準決勝、FUN−武蔵の一戦。武蔵にとっては関東大会で2−0で負けており、打倒FUNへのリベンジとなる一戦。長年女子フットサル界の女王に君臨し、第2回大会から大会5連覇を達成。今大会は6連覇がかかっていたFUN。1−0のスコアが物語るように、どちらが勝ってもおかしくない試合展開であった。勝負の分かれ目となったのは、前半終了1分前のある出来事だった。それまで、後方でバランスをとっていたFUN10番中島が、武蔵選手との接触により負傷退場し担架によりベンチへと運ばれた。負傷退場直前には武蔵10番鈴木と、手で激しくポジション争いをする場面などが見られていた。そして、中島の負傷退場直後すぐにゲームは動いた。それまで中島がマークしていた鈴木が、均衡を破る先取点をあげる。それまで保たれていた試合均衡が、両エースの明暗により破られた瞬間であった。後半になると中島は復活し、いつもとは違いバランスをとるだけでなく積極的に前へ仕掛ける場面が見られる。後半も残り5分を切ると、宇津木をゴレイロにFUNがパワープレーに出る。しかし、1点が遠いFUNはそのまま武蔵ゴールをこじ開けることが出来ない。そしてそのままタイムアップ。どよめく会場、大喜びする武蔵の選手達・・・そしてその場に倒れこみ泣き崩れる選手もいるFUN。歴史が変わった瞬間であり、女王FUNが遂に王座から降臨したのだった。
武蔵丘短期大学シエンシア FUNフットサルレディース サポーターの元へ 四宮選手を始め、目に涙を浮かべる選手達 挨拶と同時に泣き崩れる選手達 ユニフォームで必死に涙を拭う 中島・宇津木選手らの目にも涙が 多々良・森・小出選手らも涙に暮れる 顔を上げることが出来ずにいるFUNの選手達 ピッチから引き上げる スタッフに支えられ引き上げる中島・宇津木選手 落ち着きを取り戻す選手達 田崎コーチも選手にかける言葉が見つからずに入る様子 オスカーもまたその場で選手達が落ち着くのを見守った 座り込む鎌倉選手・壁にもたれかかる多々良選手 最後まで顔を上げれずに入る多々良・中島選手 オスカーもまた必死で涙をこらえているように映った・・・ 最後まで泣き続けた中島選手・・・過去嬉し涙は何度か見てきたが、ここまで悔し涙に暮れる彼女を見るのは初めてだった。また一回り成長して帰ってくる姿を願う・・・
◆ asututoで、さすらいくんTシャツ作成!"物好きな方にだけ"販売致します! 価格は現在、4,000円にて販売中。 ※購入者が増えれば、価格は下がっていきます。最新の価格はお問い合せください。 お問い合せ・お買い求めは「yamato123454321@hotmail.com」までメールください! >> このスペースに、バナー広告を掲載しませんか?
◆ おまけ・さすらいの足跡(ブラジル後)