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中国遠征・鳥取編3 奥山蹴球蹴球雑技団 其の三 遠征編 」

2009/1/18(日)  


本来この日は中国リーグ最終節の取材を予定していたのだが、雑技団の練習に参加させてもらいました。


このチームの試合を観たい!このチームで試合をやってみたい!
そう思った私は奥山団長と上司にお願いし、前夜から雑技団号にあいのりさせてもらい関西遠征へと同行させてもらったのでした。


関西の宝塚につくとまずは鳥かごでUP。


球捌きや判断力はブラジルを除き、国内で自分がやってきた中ではTOPクラスでした。


フットサル初めた頃にマルコを中心とする球舞のメンバーやFC宇宙のOTTI(清野乙彦)らと、渋谷のハチ公前やセンター街で一緒にやっていた頃の興奮が蘇りました。


その後自分も真似して、歌舞伎町の殴られ屋の横や池袋西口公園前に繰り出して蹴っていた頃を思い出します。


ここ宝塚のCABOフットサルコートでは、この日全日本関西施設予選の大会が行われたのでした。


ここでは奥山が予想通り優勝し、関西大会本戦が行われるマグスタジアムへと駒を進めたのでした。


簡単に大会を振り返ると、まず第一に決勝の切羽詰まった状況でもメンバーは楽しむことを忘れず、奥山さんはDVDでも御馴染みの忘れもの、稲刈り、田植えなど繰り出していました。


あくまでも大差で勝つことよりもボールに数多く触ること、そして魅せることを楽しみ観客を魅了するスタイルは、今まで見てきた中では小野、渡辺、信之介がフトゥーロでやっていたフットサルに近いものがあります。


リードされても自分たちのリズムやスタイルを崩さず、なおかつ焦ることなく相手のハイプレスを自陣ゴール前で回避する。


なおかつ時折小技を繰り出すのはやってる相手はさぞかし腹立つでしょうが、やってる本人たちはすごく楽しんでいました。


それをみている観客も、滅多にお目にかかることのない異色のフットサルに最初はなんだこれは!?
といった感じもリアクションを示すのですが次第に食い入り試合を観始めるのです。


最後PKになっても仲間を信じ絶対に勝てるという奥山団長の言葉には、根拠はないけどもその気にさせてくれ不思議な力も感じたのでした。



◆ おまけ・さすらいの足跡(ブラジル後)

12/25・ブラジルから帰国。26千葉、27・28宮城、29・30東京、31・1は新潟で年越し。6〜9は四国で過ごし、10・11は広島でFリーグ取材。この後、中国・(広島F・DOや、奥山蹴球雑技団etc)を周り、1/18はFリーグ大阪×名古屋取材、後、24まで関西(YONAIT、高槻松原、旭屋、カンカンetc)巡り。1/25は九州リーグ取材。現在は1ヶ月ほどかけて、九州(SPORVA、RD、エスペランサ、新星・カティオラetc)巡り中。

伊藤大和


関西遠征出発前の一枚


全日本関西施設大会・宝塚CABO予選優勝!



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