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「沖縄からのリスタート 2008/12/08(月)  


日本のどこが懐かしい?と聞かれたら迷わずこう答えるだろう・・・『沖縄』と・・・

丁度去年の今頃、俺は沖縄にいた。
2年目の沖縄!

ビーチサッカーのレベルは高いとはいえ、フットサルのレベルに関してはまだまだ日本の中での後進国に変わりはない。

毎年レベルがあがっているというよりは、フットサルを認知してきているといった方が正しいのであろう。

沖縄は九州鹿児島からも500キロ近く、それも海を挟んで離れているのでなかなか内地のフットサル(九州リーグやFリーグを見る機会)というものがない。

沖縄の当面の目標となるのが九州リーグへの昇格だ。

またこれが実現した暁には、沖縄だけでなく九州リーグにも革命、異変が起きると確信している。

事の真意はある。

沖縄のチームが内地(本州)に来るとき、内地の皆さんはどうやってその資金をやりくりし作り出しているかご存知だろうか・・・

いやっ、逆にこの日本に何人そのことを知っているのか聞いてみたい。


チームで米を売ったり泡盛など売ったり商売をして遠征費を作り出しているのだ。
(全チーム該当するわけではないが・・・)


九州に異変が起きるというのは、今まで九州のチームが内地の移動(車、電車)が今度は飛行機・・もしくは船で一日掛けてになるというところにある。


島国ゆえのハンデは資金に限ったことではない。
その人口、地形をみても分かるとおり北から南までおよそ120キロ。

強いチームや練習相手を探すのにもひと苦労だ。
内地では千葉や埼玉の人が東京のチームに所属したり、通ったりというのがざらにある。

沖縄ではいうまでもなくそれができない。いやっ、不可能なのだ・・・・

そして、そんな島国沖縄には自分を必要としてくれてる人たちがいる。
正確には自分のフットサルの経験や知識といった方が正しいのかもしれないが・・・


帰国時、日本は真冬であるが沖縄は夏気候である。
そして日本フットサル界の底辺でもあり、自分が初心に帰れる場所でもある。


携帯やネットを使わず(正確には沖縄ではチームHPがなく連絡がとれず)
自分の足と自転車で地元の小中学校の体育館を回り、チームではなくフットサルをしている
という団体や情報をかき集めた日々。


それが今回、ブラジルで携帯ネット、そして今度は言葉も伝わらないのに探しまわった日々。
少なからず沖縄での足かせが生きていたのはいうまでもない・・・


年明けからの全国フットサル周り、まだ違う国への渡航も考えてはいるが日本を回るならまた沖縄からになるだろう。


伊藤大和


こうり島のハイサイおばあと


宮古島の美しい風景



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