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2007/11/04 21:57:27

Fリーグ第7節 大阪×浦安戦詳細レポート


シュライカーはアドリアノ新監督の初采配ゲーム。就任間もないため、ディフェンス重視。「守備をコンパクトにして、カウンター狙い」という前日の記者会見でのコメントどおりの戦い方となった。

前半に関して言えば、(2、3度、横の揺さぶりによりマークをはがされる場面もあったが・・・)、よく集中して浦安の攻撃に耐えた。しかし試合後の記者会見でアドリアノ監督が語ったとおり、「攻撃(とくにカウンター)の意識が低く、前線にボールが入ったときのサポートがなかった」ため、得点を上げるには至らなかった。

対する浦安の方は後半の立ち上がり、ボールを回しに回して、最後はダイヤの形から、右アラの位置の?江藤が後方に戻したボールを、?中島がゴール前へ。これをピヴォの?高橋がコースを変えて、先制ゴールを奪う。

浦安はこの場面以外で、ボールを圧倒的に支配することも、波状攻撃で大阪のゴールを脅かすこともなかった。
しかしそれは浦安が"リスクをかけない"、"イチかバチかのプレーを選択しない"フットサルを40分間貫いたから。一杯一杯のプレーが多く、その分連携ミスも目立った大阪と比べれば、やはり、両チームの間にはスコア以上の"差"があったように思う。

大阪は後半7分、左サイドで?瀬戸を倒した浦安?藤井が2枚目(前半に異議で1枚もらっていた)のイエローで退場となったが、相手のフィールドプレイヤーが3人の時間帯も、後列の2枚でボールを左右に動かすばかり。「3人で守る練習はできてなかった」(?川原)という浦安にきっちりと守り切られ、最大のチャンスを逃してしまう。

12分には、?岸本、?西野とつないでシュートを放つも、鋭いコースに飛んだこのボールを浦安の守護神?川原が足で反応。大阪にゴールを許さない。

17分、左サイドの混戦で大阪がファウルを取られる。判定が逆だと思えたが、大阪の選手も同じ気持ちで一瞬、集中が途切れたか、直後、ゴレイロの?川原がゴール前までロングキック。これを?稲田がヘディングで押し込む(神戸戦のリプレイのような)ゴールで、2?0となり、勝負あった。
その後はホームで負けられない大阪も最後まで懸命にボールを追いかけたが、老獪にボールを回す浦安のしたたかさばかりが目につく結果となった。

個人的にはこの試合は、試合よりも監督記者会見での収穫が多かった・・・。

浦安・シト・リベラ監督は「新監督になるとアピールに必死で、100%あきらめずに走ってくるので手強い相手になり勝ち」と最下位・大阪を相手にもしっかり警戒を促して試合に挑んだ。「ハーフタイムはできなかったこと、できたことを確認・修正をする時間。勢いに乗ってしまうので大阪に先制点を奪われたくなかった」という監督の意志に応えて、先制点を奪った選手達を記者会見で讃えた。

得点前後の前プレが激しくなったことに関しては「失点直後は集中力に欠ける、モチベーションも下がるので、そこで(前プレをして)2点目を奪えば試合が決まることもある。試合の残り5分はパワープレーなど、チームとして用意された戦略が用いられる時間帯なので、2点のリードを奪って、その時間を迎えるべく、得点後は前からプレスをかけることが決まりごとになっている」と話す。

1点目のダイヤの形からの得点はチームとして狙いがあるのか?という質問に対しては「選手達がよく戦術を理解して来ている」「空いていればピヴォにボールを入れるというチームとしての約束事」としながらも、「我々がプレーしているのは人間と人間の戦いであって、ゲームでなく、こういったプレーを用意すればそれが結果につながる。というものではないので、選手それぞれがしっかり判断してくれたからこそ」と、ピッチで好プレーを実践した選手たちの判断を評価。

またクワトロ(4?0)といった流行の戦術を使わず、3?1のピヴォ当てというオーソドックスな形から点を上げていることに関しては「最近のフットサルでは、4?0でプレーしても、ゴールキーパーがカバーするため、ディフェンスの裏にスペースが生まれなくなった」「4?0で攻めることで相手のディフェンダーも一列に並び裏にスペースができやすいのがメリットだとしても、奥行きのある攻撃ができないというデメリットがある。スペースを生むためでなく、ゴールを奪うためにやっているので、4?0から始めたとしても3?1のピヴォを使ったシステムをしっかりやっていくべき」と持論を展開した。

一方の大阪・アドリアノ新監督はこまめに選手交代をした理由を「一部の選手だけ疲れさせたくない」「まだ戦術が浸透しているわけではないので、他の人にもチャンスを与えたい」と説明。

また、リードされていながら最後までパワープレーをしなかったことに関しては、「就任直後で練習ができていなかった」「ちゃんと練習をしていないとリスクがあるし、相手にもチャンスが多くできる」「1?0までいいゲームをしていたので、チャンスがあると思った」と説明した。
試合を観ているときはパワープレーをしない点が腑に落ちなかったが、自分が手をかけていない戦い方を選択して選手に委ねてしまわなかったことは、監督としては正しい判断のように思えた。信頼に値する監督が来た。あとは選手たちが何を学び、吸収し、ピッチで表現できるか。だ―。





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