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2024/03/20 23:15:45

大金星!日本がスペインに勝利!/4か国トーナメント最終戦 写真付レポート


フットサル日本女子代表、スペインを2-0で撃破!

世界TOP3が参加する4か国女子フットサルトーナメントはいよいよ最終戦。ここまでポルトガルに0-5、ブラジルに1-5と2連敗の日本の相手はスペイン。スペインもこの大会2連敗しているが、ヨーロッパ女子フットサル選手権の優勝の強豪。日本は2022年12月にスペインと対戦し、1分1敗という成績を残し、勝利できている訳ではないものの、善戦しているという印象がある。この時の結果がフロックなのか、実力が問われる試合ともなった。

日本は立ち上がりから持ち味の献身的なプレスでスペインに対抗。このプレスは非常に効いており、スペインはGKを使ってプレス回避を行う。スペインのプレスに対しても日本もGK1番井上選手を使って回避を行い、9番江川選手のバックパスに1番井上選手は左足ダイレクトで前線へ大きくクリアをする。このボールがちょうど前進守備をしていたGKの頭上を襲うロングシュートとなる。スペインのGKはボールに触ったもののはじき出す事ができず、ゴールネットを揺らし、日本が先制点を奪う。日本はこの得点でベンチの雰囲気が明らかに良くなる。初めての先制点で硬くなるかと思われたが、逆に集中力が増していく。日本はフィールドプレーヤー全員12人を3セットに分けて、全員を起用し、出場時間に差があった1戦目、2戦目とは違う起用方法を選択。これが結果的にスペインに脅威を与える。4日間で3戦目という事もあり、コンディション的にも厳しい状況とも思えたが、3セットを作る事で、しっかりとベンチで充分な休息を取りながら、継続的にプレスが可能となった。更に日本はゴール前の決定機やカウンターで前進する等、チャンスも作り出し、チームで戦う事を実践。ベンチからも大きな声で味方を鼓舞する様子も見られる。
スペインは1人もしくは2人ずつ交代するいわゆるローテーション交代。様々な組み合わせを使って日本を攻略しようとするが、豊富な運動量でプレスを継続させた日本はスペインの攻撃に対抗。ボールポゼッションでもほぼ互角の展開を見せる。ひょっとしたら日本の方が優位に進めたかもしれないと感じる第1ピリオド。日本の好調さが際立っていた。

第2ピリオドの先発も第1ピリオドと同じメンバー。しかしスペインは明らかにペースを変えてきており、序盤は押し込まれる展開が続く。日本は集中した守備で対抗し、立て続けにあったセットプレーのピンチも跳ね返す。すると日本は中盤でボールを奪った9番江川選手が素早く前線へ展開。走り込んだ10番網城選手はファーサイドに走り込んできた9番江川選手へのパスを選択するかと思いきや、自らシュート。アウトサイドを狙ってGKの脇を抜く、技ありシュートが決まり、日本が2点差とする。2点のビハインドを背負ったスペインはこの時点で定位置攻撃がうまくいっていないと判断したのか、その後すぐにパワープレーを開始。押し込まれる展開が続くが、日本が守備の集中を切らさない。ここで奮闘したのが先制点を奪ったGK1番井上選手。パワープレーを開始直後にスペインから何本ものシュートを打たれるが、これをファインセーブで防ぐ。このパワープレーの場面から日本は3セット回しを止め、選手を絞り込んで、状況に応じて選手を組み替えていく。この場面での日本の集中力はすさまじく、ほぼ全員が立ち上がり、ベンチからも鼓舞する声。スペインは、交代選手の関係もあるのか、一旦パワープレーを止め、フィールドプレーヤー4人で行う定位置攻撃に戻したが、日本もしっかりと対応。再び開始されたスペインのパワープレーに対して、再び集中して対応する。ポストを叩かれる場面もあったものの、この日の日本はツキがあったか、スペインにゴールを割らせない。日本はマイボールの時間を作る事は難しかったが、最後まで守備は集中。GK1番井上選手が負傷で一旦ベンチに戻る場面もあったが、ワンポイントリリーフのような形でGK2番須藤選手が入り、しかも相手のピンチを防ぐ好セーブ。これで更に集中力を高めた日本は最後までスペインの猛攻を耐え、試合終了のブザー。日本は欧州女王スペインを撃破。1勝2敗の成績で4チーム中3位でこの大会を終えた。

ポルトガル、ブラジル戦では大差をつけられてしまったが、3戦目はスペインとの、いわゆる“かみあわせ”が良かったのか、組織として戦えた印象がある。コンディションの問題もあったと思うが、大きな成果になったのは間違いない。しかし世界TOP3と戦える環境は日本の日常にない。この経験をどうやって活かしていくか、忘れずにいくかは、アジアの極東地域にいる日本にとっては大きな課題とも言える。2025年W杯までに更にパワーアップするフットサル日本女子代表を期待したい。















文・写真:PANNA FUTSAL・海野 伸明





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