|
|
|
お問い合わせ
|
| フットサルタイムズトップへ - ニュース |
|
2015/04/21 16:16:37 2014年12月14日のFリーグ横浜セントラル/熊野 耕資
※facebookで観戦レポートを綴る、熊野 耕資さんの投稿を、本人に許可いただき、転載させていただきます。
2014/12/13(土) Fリーグ 第25・6節 横浜国際プール シュライカー大阪 4 − 5 バサジィ大分 デウソン神戸 1 − 1 バルドラール浦安 エスポラーダ北海道 3 − 1 ヴォスクオーレ仙台 フウガドールすみだ 3 − 6 府中アスレティックFC ペスカドーラ町田 2 − 3 名古屋オーシャンズ 1998年に完成した比較的新しいスポーツ施設である横浜国際プール。 北山田駅から徒歩5分とかからない好アクセスで、小高い丘の上にある風光明媚な会場の中はなぜか暖房もなく非常に寒く、 試合の経過を示す電光掲示板は会場に2機しかないため、会場の一部の席からはプレーイングタイムの正確な残り時間はわからなかった。 フットサルの面白さはプレーイングタイムであることと、ファウルカウントがあることで、試合が進むにつれて複雑なサスペンスドラマの伏線が回収されるようにゲームが動いていく。 前後半1回づつのタイムアウトを使って監督は自分の想いを伝え、選手はプレッシャーでプレービジョンが狭まる中、必死に糸口を探す。 フットサル人気の起爆剤として地上派放送云々・・・、という話が度々出てくるが、 競技を盛り上げるためには競技のルールを熟知すべきで、ルールの中には勝敗の際に繋がる一節が必ずある。 日本のフットサルのトップリーグであるところのFリーグの運営について度々残念に思ってしまうのが、 『フットサルの面白さって何?』 という問いかけに答えを持っているのかがいまいち伝わってこないところだ。 観客もまばらで薄ら寒い会場で、入口でホットフードとコーヒーを売っているというアナウンスが度々入る。 ハーフタイムに小学生のチアの大会を見せてみたり、なんだかよくわからないシンガーソングライターが知らない歌を歌ったりする。 セントラル大会＝お祭りということでのイベント事だが、肝心の競技の面白さが伝わらない会場設営なら何の意味もないし、 天候に左右されないアリーナスポーツで会場の空調管理に力を入れないのは有料開催のイベントとしてどうなのかと思ってしまった。 第4試合ではフウガのゴレイロの揚石選手のゴールスローが府中ゴールのゴールバーにあたり、府中のゴレイロの柿原選手の背中にあたってゴールインしたゴールを認めないという誤審があった。 私を含めて目の前で見ていた観客と、当事者の柿原選手のリアクションがすべてを物語っていたプレーだったが、こういうざわめきに対してFリーグはとにかく曖昧で、釈然としたリリースもなく、批判した選手や監督を一方的に厳重注意にする。 批判して注意されるというテンプレートを7年間繰り返している姿はファンとして本当に残念だし、非常に滑稽だ。 個人で動いてもラチがあかないのは明確なので選手は選手会を作ってほしいし、リーグ側も選手・チーム対審判という形ではなく、リーグを介して問題になったプレーのルールの解釈を開示すべきだ。 隠すのは非常に労力がかかる行為で、選手、チーム、観客は開示することを求めている。 きっと当事者になってしまった審判もそうだろうし、説明の機会を与えないないのはその判定をした審判の個性を黙殺している。 本来、振り返り、成長に繋げるべきことを上から抑えつけてなかったことにしているのはリーグにとって損失でしかないはずだ。 
レポート・写真：熊野 耕資
|
||||||||||||||
