大地「最後にタイトルをとって町田に恩返しをしたい」

３/７(土)に行われた、PUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会１次ラウンド、大阪会場の第２試合、C組のペスカドーラ町田×名古屋オーシャンズサテライトの試合。

　後のない名古屋サテライトだったが、この試合も町田に力を見せつけられる格好となった。

　名古屋の粘りもあり、お互いのゴールが遠かった序盤。スコアが動いたのは07:05、町田はシュートのこぼれ球に、詰めていた３.森谷が押し込んで、１－０。１分経たずして06:12には、３.森谷のパスを21.出浦が決めて、２－０。出浦は少ない出場時間で結果を残した。

　前半残り２分を切っても16.篠崎が跳ね返ったボールを８.滝田につないで、滝田が２試合連続のゴール。00:57にも左コーナーから、ゴール正面にニア２枚の門を通すライナーのパスが通って、７.金山が頭(顔？)で合わせて、４－０。前半終了間際にも２点を加えた町田が精神的にも優位に立って、ハーフタイムを迎える。

　後半、サイドで３.森谷がキックフェイントでディフェンスを滑らせてかわし、ファーに送ったボールをファーポスト前で８.滝田がチョコンと合わせて５－０。

　名古屋は13分近くを残し、36.橋本をゴレイロにパワープレー開始。しかし、町田、名古屋サテライトともにチャンスをモノにできず、時間が経過して行く。

　名古屋サテライトは、04:34、17.八木がカットしたボールを持ち上がり、ゴレイロとの１対１もきっちり決め１点を返したが、反撃はそこまで。

　５－１で、ペスカドーラ町田がC組唯一の２連勝で、３日目のSWH戦を迎えることとなった。

後半開始前。キックオフと同時にプレスをかける気満々の名古屋サテライト

攻撃にアクセントを加えていた町田11.永島

滝田のゴールでリードは５点に広がった

この日も13分近く残してパワープレーに出ざるをえなくなった、名古屋サテライト

あどけない表情だが、プレーは力強い八木。最後に１ゴールをあげ、意地を見せた

◆ペスカドーラ町田・大地選手インタビュー

―なかなかゴールが入らない展開でした。

大地選手「選手権に望むにあたって、セットがだいぶ入れ替わったので、そういった部分ではなかなか難しいのかなと思っていた。連携の部分でまだまだかみ合っていない部分があった」

―この大会が現役最後の大会になると思いますが、意気込みは？

大地選手「最後の大会はどうしてもタイトルを取って町田に恩返しをしたいと思っているので、優勝できるように頑張りたいと思います」

―２連勝ですが、ここまでは順調？

大地選手「いや～。修正するところがたくさんあるので、きちんと修正して、ファイナルに挑みたいです」

―修正するところとは？

大地選手「プレッシャーのタイミングだったり、攻撃でいえばサポートのタイミング。ずれているところが多々あるので、直していかないと厳しいと思う」

―あす対戦するSWHの印象は？

大地選手「うまい選手が多い印象がある。ただ絶対僕たちにとっては負けられない試合なので、全力で頑張りたいと思います」

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レポート・写真：北谷仁治