フットサル タイムズ


お問い合わせ
フットサルタイムズトップへ - ニュース
2015/02/24 16:10:37

東北の雄、PK戦に散る/地域CL準決勝


東北の雄、PK戦に散る/第15回FUTSAL地域チャンピオンズリーグ準決勝第1試合ミキハウスフットサルクラブ対ヴォスクオーレ仙台サテライト

開催日:2015年2月22日(日)
会場:愛知県・テバオーシャンアリーナ
試合時間:前後半20分、ハーフタイム10分
写真・文/橋爪充

【準決勝第1試合】
▼ミキハウスフットサルクラブ 5-5(PK4-3) ヴォスクオーレ仙台サテライト
得点者=
ミキハウス:安光真弘、田中晶智、馬場知之2、大畠翼
仙台:千葉涼平、永村八一、南本晶、井上卓、藤山翔太

 ミキハウスフットサルクラブがヴォスクオーレ仙台サテライトをPK戦で降し、2年ぶりの決勝進出を決めた。個の力と経験に裏付けられたプレー選択の精度の高さが持ち味のミキハウス。練り上げられたセットプレーと落ちない運動量が売り物の仙台サテ。両チームが真正面からアイデンティティーをぶつけ合う、素晴らしいゲームだった。
 
 ともに2勝1分けで1次ラウンドを突破した両者。先手を取ったのはミキハウスだった。4分、塩谷友彰が強いプレスを受けながらループで前線に供給したボールを、最後は安光真弘が相手ゴレイロとの競り合いを制して先制。9分にはゴール左にポジショニングした田中晶智が浮き球をバイシクルで決めた。クオリティーの高い4選手が連動するミキハウスのファーストセットが躍動した序盤だった。
 
 仙台サテも臆せず立ち向かう。11分、右キックインから一度左に振り、千葉涼平がファーに突っ込んで1点差。直後のキックオフボールを奪い取り、右から永村八一がミドルシュートを叩き込む。
 前プレスが基本のミキハウスに対して、左右ライン際の裏のスペースを突く仙台サテ。14分には右から抜け出した南本晶が右足アウトで決め、あっという間に逆転を果たした。
 
 前半のうちに追いつきたいミキハウスは残り3分あたりから、ファーストセットの塩谷が前線に進出。馬場知之へのピヴォ当てなどで得点を狙う。フィクソは田村達也が務め、坊主頭の2人がゴールに迫る。
 ミキハウスは前半残り6秒、チップキックで入れた右キックインを馬場が頭でねじ込む。フットサルではめったに見られない驚きのゴールの余韻が残る中、前半が終了した。
 
 後半も取って取られての展開。23分に仙台サテ井上卓が右CKから決めれば、28分にはミキハウス大畠翼が相手のミスを突いて同点ゴール。ミキハウスは直前の2度のピンチをしのいで流れを引き寄せた。34分には右サイドで馬場が得意の反転シュート。これが決まってミキハウスが再びリードを奪う。
 
 残り5分、仙台サテは田口友也をゴレイロに据えてパワープレーを開始。1次ラウンドのファイルフォックス府中戦でも猛威を発揮したパワープレーは、佐藤隆行監督が「週6回の練習の中で磨き上げてきた」と自負するストロングポイントだ。
 ミキハウスの必死のDFを決壊させたのは37分。右後方からの田口のストレートパスを、ゴール左ポストの前で藤山翔太が軸足の後ろで合わせた。
 試合はこのまま終了。PK戦は4対3でミキハウスが勝利した。
 
 試合自体はドローという結果通りの内容。走力を最大限に生かし、多少ミスはあってもチャレンジする姿勢を失わない仙台サテの戦いぶりは、胸を打つものがあった。ミキハウスは「昨年、一昨年と同じように、準決勝が壁」(高橋正則監督)。決勝戦に向けてある程度余力を残しながら戦うのが理想だっただろう。だが、仙台サテはそれを許さなかった。東北リーグ初のセミファイナリストは、大きなインパクトを残して大会を去った。
 
▼ヴォスクオーレ仙台サテライト佐藤隆行監督コメント
「最後の最後まで体を張って守り、走り抜いた選手に拍手したい。ここまで来たからには勝たせてあげたいという気持ちがあった」
(セットプレーが猛威を振るった)
「狙い通り、練習通りだった。積み重ねてきたものが出たと思う。選手が自分たちで判断して、狙うべきところで勇気をもって狙ってくれた」
(前半の失点について)
「あのレベルのゴールはなかなかない。サテライトの選手も個人技では負けていないが、異質な強さを教えられた」
(大会を終えて)
「まだ選手権が残っている。これを糧にサテライト旋風を巻き起こせるように準備したい」

▼ミキハウスフットサルクラブ高橋正則監督コメント
「準決勝は日程面でも厳しい面がある。この大会は3日間5試合をどう乗り切るかが難しいところ。1次ラウンドの3戦目(浦安セグンド戦)とこの試合でだいぶ足を使わされた。だが、例年なら負けていたところを勝つことができた。関西リーグでもそうだが、大崩れがなくなってきた。経験で得たものだと思うが、勝負どころで勝てるようになった」
(前半の後半、ビハインドの場面でセットを微調整した)
「リーグでもよくやっている。その日の調子に合わせ、乗っている選手の出場時間を延ばしている」
(セットプレーからの失点について)
「うちはもともと多い。キックインからの得点も少ない。社会人チームとして、1週間に3時間しか練習時間を割けないことが理由だろう」
(決勝戦に向けて)
「消耗した状態なのは確か。だがあと1試合。選手権は出場できないので、今シーズン最後の試合を全員、全力で頑張りたい」



PK戦の勝利が決まりゴレイロ村島武に殺到するミキハウスの選手たち


見応えがあったミキハウス馬場と仙台サテ橋本和昭のマッチアップ


コンディション不良を押してチームに貢献したミキハウス塩谷


ミキハウス安光。相手を背負う馬場を信じてゴール前に飛び込むシーンが印象的


鋭いターンで相手DFをきりきり舞いさせた仙台サテ藤山


左右のライン際を抜け出してシュートを打つ仙台サテ伊藤広樹


前半11分、同点ゴールを突き刺した仙台サテ永村


仙台サテ井上は守備のカバー、スピードあふれる突破が目立った



フットサルの日程調整ツール 調整さん

M's FUTSAL eight-fut バナー広告募集中
稲沢フットサルスタジアム バナー広告募集中
エスペリオ京都フットサルクラブ バナー広告募集中 清立商工株式会社 バナー広告募集中