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2014/12/09 02:32:21

在原コンセプトのための3つの役割。女子代表大阪合宿2日目


11/14(金)〜16(日)、大阪にて、フットサル日本女子代表候補の国内トレーニングキャンプが行われた。1日目は午後のみ。2日目は午前・午後。3日目は午前のみの、ミゲル監督の男子と同じ流れの3日間4セッション。1日目の午前、2日目の午後のトレーニングに取材入りさせていただいたので、レポートします。

 今回は2日目午後セッションのレポート。

 前回のレポートはこちらから。
 >>1日目レポート「密集せよ!起点をつくれ!」日本女子代表、新たなるチャレンジ


 コスタリカにて、第5回世界女子フットサルトーナメントに挑むフットサル日本女子代表は、明日、12/10(水)、16:00〜、ポルトガル代表との初戦を控えている。
 ※時差はコスタリカがマイナス15時間なので、日本時間では12/11(木)、7:00〜キックオフとなる模様。 ※日本時間修正しました。合ってるかな・・・
 ※試合の模様は後日、現地から、中山 伊織カメラマンが写真・レポートを送ってくれる予定です。お楽しみに!


 この日はJFA常任理事、FリーグCOOでもある松崎康弘氏が練習に訪れ「君たちの頑張りが女子フットサルの認知度アップにもつながる!」などと激励の言葉が送られてトレーニングがスタート。ゴレイロはバランスボールに座りながら徐々にアップ。フィールドの選手たちに向けては体育館の壁をスクリーン代わりに、在原監督のコンセプトやイメージとなるプレーシーンを流しながら、こちらも徐々にアップが行われていく。

 ちなみに午前練習のゲームでは「3人で頑張ってゲームをつくる」「4人目フリーの選手を起点に使う」「起点の選手がルックアップできる状態ならどんどんスペースに飛び出す」といった指示、リクエストが在原監督から出ていたようだ。

 アップは2列に並んで、ショルダーでぶつかったりと様々なジョグからスタート。その後は6人ずつ3グループに分かれてのオールコートでのパス回し。ビブスを手に持った状態で、パスを出したらビブスを落としていく。ボールを奪われ、ディフェンスに変わったら、落としたビブスを拾ってからでないとディフェンスできない。ルックアップ、状況判断が求められる条件付けだ。

 ストップがかかり「誰もスペースで受けようとしていないよ」との指摘が入る。途中、中野選手がビブスを拾ったが、さらに奥にあるビブスを取りに行こうとする味方のために拾ったビブスを渡し、近い中野選手が奥のビブスを拾いに行く場面が。こういうのは優しさだけでなく、機転の利く振る舞いだ。20分ほどでこのメニューは終了。休憩が入る。

 次は6人1グループで4対2。ディフェンスは奪ってから互いにパスをつないで交代。その間に取り返されたらボール奪取は無効となる。他のグループやボールに当たったらアウト。そしてパスした選手は(次のパスまで)その場から動けないという条件がつけられた。パス&ゴーが染み付いている選手たちにとっては慣れない動き。ただ動けない選手をブロックやスクリーンに使うプレーも出てくる。
 途中から10本以内にパスをまわすハーフを変えること。ハーフラインを超えるパスは必ず浮き球で。という条件が加えられていく。10分ほどで休憩が入る。


 そしてゲームの前に「午前中と同じ役割で」選手たちが振り分けられる。

 在原監督は"ポジション"というよりも"役割"別に、選手たちを集めているようだ。

 選手たちの役割は3つ。1つは「オーガナイザー」。3人で幅を作り"ビルドアップ"を担当する選手たちで、小出、中野、勝俣、堀田らが例として挙げられた。2つめの役割は起点ができた瞬間にスピードを活かしてスペースに飛び出していく選手たちで、関灘や坂田の名前が挙がる。状況判断、飛び出すタイミング、彼女たちの戦術眼が、在原監督の掲げるフットサルの鍵を握りそうだ。3つめの役割が「フィニッシャー」。奥行きをつくったり、サイドチェンジを受けて起点となるだけでなく、"ゴール前で違いを出すこと"、すなわち"ゴール"が求められる選手たちで、春山、園田たちの名前が挙げられていた。3つの役割ごとに選手が分けられ、チームが構成され、ゲームへ。

 「攻撃は基本、最後尾に水平3枚の状態から」「1人が前に入ってもOK」「起点ができたら、そこからは自由に」※ここは後々、ディティールに踏み込んで行くのかもしれない。
 「ディフェンスは相手3枚に対し、同数にならず、1枚余らせておく」ことなどが確認されて、スタート。

 起点となった選手が前を向かなかったところでゲームが止められ「いま前を向けたよ。前を向いたら、いつでも蹴れる状態ができる。この状態をつくろう!」と求められる。底辺での幅の作り方、距離、後ろを向いている人ばかりに預けている点にも注意が与えられる。密集をつくるための底辺での距離感、密集をつくってからの起点への展開、ここで(ルックアップできる)良い状態をつくることがポイントのようだ。

 ビルドアップしながら「どこにディフェンスを集めようとしている?」という声かけや、スペースに飛び出す役割の選手に対して「ドリブルで後ろに下がっているから、まずは横のサポートをつくってあげよう。前に急がなくていい」というアドバイスも。休憩を挟んで40分ほどゲームが行われた後、トレーニングは終了となった。

 練習後のミーティングでは密集をつくっていることで「ボールを奪われてもキーパーと1対1になっていない」ことや、「うまく密集がつくれている」ことなどが確認されていた。


練習に訪れた松崎氏から激励の言葉が送られる




体育館の壁をスクリーンに、コンセプトの掲示も








パスを出したらビブスを落としていくパス回し


































新戦術のポイントを確認






白熱するゲームの中でも、戦術コンセプトを理解し、共通イメージを持って、攻撃を構築して行くことが求められる




レポート・写真:北谷 仁治



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