PUMA CUP2015 全日本フットサル選手権静岡県大会/DELIZIA磐田、4連覇達成
写真、文=橋爪充
PUMA CUP2015第20回全日本フットサル選手権静岡県大会は6〜7日、静岡県袋井市のエコパアリーナで決勝トーナメントが行われ、準決勝に勝利したDELIZIA磐田、XEBRAが東海大会進出を決めた。
デリッツィアは準決勝で今季リーグ戦で苦杯を喫した大和撫子/VIORA藤枝と対戦。33分にカウンターから林幸登のシュートパスを鈴木孝博が沈めて先制。38分にはキックインから林が決めて追加点を奪った。大和撫子は直後に向島雅之が1点を返すも及ばず。3年連続で県大会準決勝敗退となった。
準決勝第2試合のゼブラ対Praia Grandeは、お互いに1点ずつを取り合い試合終了。PK戦は相手の5人目をゴレイロ柴田直紀がストップし、ゼブラに軍配が上がった。
決勝はデリッツィアが勝利し、県大会4連覇(5年連続出場)を果たした。
デリッツィアとゼブラは2015年1月24、25日に三重県・鈴鹿スポーツガーデンで行われる東海大会に出場する。
●全日本フットサル選手権静岡県大会2日目結果
【準決勝】
DELIZIA磐田 2-1大和撫子/VIORA藤枝
XEBRA 1-1 Praia Grande
【3位決定戦】
大和撫子/VIORA藤枝2-0 Praia Grande
【決勝戦】
DELIZIA磐田 4-2 XEBRA
DELIZIA磐田・千葉武選手兼監督コメント
「東海大会出場を決めた後の決勝戦でも集中を切らさず、しっかり勝って4連覇を達成できたことは大きいですね。調子を上げて12月、1月のリーグ戦、東海大会に臨むことができます。1次リーグでリブレ フエゴス/遠州紙商事に敗戦し、一人一人がやらないと勝てないという自覚が持てたのが結果につながったと思います。東海大会を勝ち抜いて、昨年は1勝もできなかった全日本選手権で結果を出したいですね。関東リーグ、関西リーグのトップチームとの練習試合でも結果が出ている。自分たちのプレーに自信を持って、1試合1試合しっかり戦います」
XEBRA・中森政孝監督コメント
「メンバーの数が少なく、苦しい2日間でした。特に準決勝は、退場者が出たこともあり、現実的な戦いを選択しました。(県大会予選の)中部大会も苦しい試合ばかりだったので、経験が生きたと思います。東海大会には2年ぶり2度目の出場。これまで縁がなかっ
た全日本選手権に、どうしても行きたい。(アグレミーナ浜松から復帰した)松浦が出場できることは大きい。フィジカルコンディション、メンタルコンディション、セットプレーの整備を心掛けて臨みます」
4連覇を達成したDELIZIA磐田
準決勝で先制点を挙げた磐田・鈴木孝博
ファーストセットの要として活躍した磐田・林幸登
XEBRAは準決勝をPK戦で制して勝ち上がり。最終キッカーを務めた佐野敦司(左)にチームメートが殺到
XEBRAは1点ビハインドからのパワープレーでゴレイロ柴田直紀が同点ゴール
けが人続出のチームで奮闘した大和撫子/VIORA藤枝・向島雅之

Praia Grandeは、全日本ベスト8を知る奥山保司がチームを鼓舞した