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2012/08/25 17:27:34 シュライカー大阪 ５−１ エスポラーダ北海道/OAC超速報
Fリーグテバオーシャンアリーナカップ2012 ３日目、準決勝第１試合目はシュライカー大阪が５対１でエスポラーダ北海道勝利した。
立ち上がりからボールの行き来のスピードの速い、"ハイペース"な展開。均衡を破ったのは再三、好プレーを見せていた大阪・永井の完璧なアシスト。右サイド、本田が体を開きながら前線の永井に入れた縦パス、永井がワンタッチで反転。これがディフェンダーの意表をつき、縦に抜ける。間髪いれず、中央に折り返したボールに、14.一村が飛び込んだ。 00:32。これまたキレイな形から大阪に追加点。一木が左サイドから、右斜め前方・ヴィニシウスにグラウンダーのスルーパスを通すと、ヴィニシウスがワンタッチで、３人のディフェンダーの間(ポケット)にボールを"戻す"。フリーで走り込んだ瀬戸が右足を振り抜き、２−０。大阪が鮮やかなゴールで、パフォーマンスの良い北海道のさらに上を行く。 北海道も前半残り３秒、左コーナーから逆に送ったロビングを高山がボレー。逆サイドに２枚が突っ込んで、14.上貝が押し込み、１−２として、前半を折り返す。 希望を持って前半を折り返した北海道だが、後半も先に失点を許してしまった。18:37 大阪の右キックイン。下げて８.永井のミドルがゴール前、本田が触って(？)ゴールに収まり、３−１。チャンスをつくりながらもスコアを動かせない北海道に、きつい１点が入った。 ６分を残し、北海道は15.室田 翔伍をゴレイロにパワープレーを開始。しかしこれが裏目に出て、リードは広がってしまう…。01:59 大阪ゴール前に"残った"ボールを、30.松宮が落ち着いて、狙いすましたロングシュートを決めて、４−１。00:33にも一木が縦に送ったボール、ディフェンダーに当たってルーズボールとなり、ラインを割かけたボールを、追いかけた22．佐藤が残し、ゴール前に持ち込んでから、中央のヴィニシウスに折り返し、ヴィニシウスが追加点。結局、試合は５−１、リードを広げた大阪が完勝で、５年連続となるオーシャンアリーナカップ"ファイナル"へ駒を進めた。 北海道・小野寺監督コメント 「今年もベスト４の壁を破れず、悔しく思います。ここまで２試合、いい出来でしたが、大阪相手には先手を奪えないと苦しい。粘ったところまでは良かったが、パワープレーで崩れてしまった。通常のゲームの中で、２−３、３−３と追いつけないところに、力不足を感じる。ただチームは良くなっているし、自信を持って戦えているので、切り替えて、明日の３位決定戦を勝てるように頑張りたい」 追加点への課題は？ 「パスを回して、中をとって、３対２の状況をつくれれば、追いかけてくるスピードはそれほど早くなかったので、数的有利の状況を活かしたいね、と話していました。勝負セットで失点をしたことで、計算が狂ってしまった」 大阪・ドゥダ監督コメント 「第一に神様に感謝したい。ここまで辿りつけて良かった。北海道のメリットは知っていて、攻撃の強いチーム。その中でも自分たちに流れを持ってこれるよう、ゲームをコントロールできたことが良かった」 リーグでも５−１でした。ドゥダ監督から見た、大阪と北海道の差は？大阪が優位に戦えている理由は？ 「大阪と北海道は正反対だと思います。北海道は攻撃が良いチーム。大阪はディフェンスのチーム。今は攻撃も良くなってきましたが。北海道は攻撃は良いが、ボールのないところの戦い方がまだ足りないと思います。リスクをかけた攻撃も多いので、その分、ウチにチャンスも来ると思っています」 レポート：北谷 仁治
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