|
|
|
お問い合わせ
|
| フットサルタイムズトップへ - ニュース |
|
2012/04/10 23:29:18 2011関東フットサルリーグオールスター マッチレポートその１
2011関東フットサルリーグオールスター マッチレポートその１
4月7日、2011関東フットサルリーグオールスターが駒沢屋内球技場にて行われた。シーズン最後のイベントとして、関東1部、2部、東海、東北、関東女子、東海女子が参加した。 2006年（05/06シーズン）から行われていた関東リーグのオールスター。2010年には（09/10）、東海リーグ主導で開催され、オーシャンアリーナで関東、東海、関西リーグのオールスターマッチが繰り広げられるなど、地域の交流イベントとしても定着している。 地域リーグファンの楽しみにもなっている恒例イベントは、昨年、東日本大震災の影響で中止となってしまったが、今シーズン復活し、東北リーグオールスターも招いての開催となった。 オールスターとはお祭りだ。普段、敵同士として戦う相手が味方となり、選手自身も観客もワクワクとした高揚感の中、試合が行われた。そんな、リーグ戦とは一味違った試合を、ダイジェストで振り返っていく。 ■準決勝第1試合 関東2部オールスター 3−2 東海オールスター ・得点者 関東2部：上条（FUTURO）、碓井（デルソーレ中野）、青沼（ACSnr千葉） 東海：佐野（XEBRA）、門田（DELIZIA磐田） 
関東2部の杉尾（バルドラール浦安セグンド／写真）などの活躍が光り、東海を撃破した。 関東1部、関東2部、東海、東北の4チームで争われるトーナメントの1回戦、15分ハーフで行われた試合の序盤は、東海リーグが貫録を見せていた。東海リーグ王者のDELIZIA磐田（デリッツィア）の本田、鈴木がゲームを組み立て、FALCO GIFU F.Sの中島、ROBOGATOの青木、川畑、MEMBER OF THE GANGの本渡、XEBRAの佐野など、東海の実力者たちがチャンスを生み出していた。 前半5分、カウンターで右サイドを突破した鈴木（DELIZIA磐田）からのパスを佐野（XEBRA）が合わせて先制すると、それ以降も数多くのチャンスを作る。オールスターとは言え、チームの一体感や組織的な動きが際立っていた。 一方、12チームで争われている関東2部は、フィールドプレーヤーが1チームから各1選手ずつ選ばれていることもあり、個々のうまさや強さが際立った戦い方を展開していた。 追いつきたい関東2部は、前半残り3秒、右サイドのフリーキックから、ファーでフリーの上条（FUTURO）が決め同点にすると、後半早々には、碓井のゴールで逆転に成功した。続く後半6分、右サイドを抜けた青沼（AC Snr千葉）がゴレイロの頭を抜く鮮やかなループで、点差を広げた。 後半8分に、東海の門田（DELIZIA磐田）の強烈なミドルが決まり再び1点差に迫ると、試合はラスト1分、白熱の展開を迎えていた。東海の猛攻が続いたが、関東2部もゴールを死守し、試合は関東2部が3−2で勝利した。 ■準決勝第2試合 関東1部オールスター 3−0 東北オールスター ・得点者 関東1部：神尾（フウガ）、吉成（ファイル）、金川（フウガ） 
初めて招待された東北オールスターは、前半を0−0で折り返す健闘を見せたが、最後は地力に勝る関東1部が勝利した。 続く準決勝2試合目に、東北オールスターが登場。今回は、BANFF SENDAI、かちかち山、アトレチコ郡山の3チームからの選出ではあったが、オールスター自体が初めてのこともあり、試合を楽しもうとする雰囲気が伝わってきた。 関東1部は、ファイルの難波田、吉成、フウガの太見、神尾、ゴレイロ大黒のセットで試合に入る。序盤から関東1部が主導する展開が続いていたが、東北もカウンターから何度もチャンスを作り、試合は前半を0−0で折り返す。 後半6分、神尾の中央からの強烈なミドルシュートが決まって先制すると、12分には、太見のシュートのこぼれを吉成が押し込んでリードを広げる。残り37秒には、高速カウンターでダメ押し。右サイドの加藤（アルティスタ埼玉）から左の曽根（ファイルフォックス府中）、ラストは中央の金川（フウガ東京）とつながった流れるパスワークは、関東1部の貫録を見せた瞬間だった。そのまま試合は3−0で関東1部が勝利した。 文・本田好伸 写真・中山伊織
|
||||||||||||||
