デリッツィア磐田、大和撫子/VIORA藤枝が東海大会進出

PUMA CUP2012 全日本フットサル選手権静岡県大会／デリッツィア磐田、大和撫子/VIORA藤枝が東海大会進出
写真、文＝橋爪充　

　PUMA CUP2012第17回全日本フットサル選手権静岡県大会２日目は11日、静岡県袋井市のエコパアリーナで決勝トーナメントが行われ、準決勝に勝利したDELIZIA磐田、大和撫子/VIORA藤枝が東海大会進出を決めた。
　決勝は磐田が勝利し、県大会初優勝に輝いた。３位決定戦はEstrelado/いちまるスポーツヴィラ/焼津FCがObra-Primaに逆転勝ちした。
　磐田、藤枝は2012年１月28、29日に愛知県刈谷市で行われる東海大会に出場する。　

●全日本フットサル選手権静岡県大会２日目結果

【準決勝】
DELIZIA磐田 5-2 Estrelado/いちまるスポーツヴィラ/焼津FC
大和撫子/VIORA藤枝 1-0 Obra-Prima

【３位決定戦】
Estrelado/いちまるスポーツヴィラ/焼津FC 3-2 Obra-Prima

【決勝戦】
DELIZIA磐田 5-1大和撫子/VIORA藤枝

磐田・本田拓磨選手コメント
「決勝で勝って、去年からチームとして成長していることを結果で証明したかった。みんながそれをプレーでも表現してくれたと思う。（準決勝では先制された）前半から相手が勢いをつけてくるのはわかっていた。最終的に勝てればいいと思っていた。焦らずに勝機をうかがった。（来週は東海リーグ優勝がかかった試合）勝って、東海大会につなげたい」

磐田・鈴木孝博選手コメント
「去年は準決勝に勝って気持ちが切れてしまい、決勝で田原FCに負けてしまった。今年は絶対に勝って東海に行きたかった。チーム全員がそういう思いを共有できたことが、結果につながった。（今大会の印象）ある程度リズムが悪い時間帯があっても、自分たちでリズムを変えられるようになってきている。試合の中でいいリズムに変えることができた。東海大会では初戦の入り方に気をつけたい。コンディションさえ整っていれば、自分たちのリズムで試合ができると思う。チームのまとまりは去年に増してあると思う。持ち味を出して戦いたい」

藤枝・向島雅之選手コメント
「リーグ戦で結果が出ていないので、選手権にかける気持ちが強かった。初戦の田原FC戦がヤマだったが、いい勝ち方ができてみんな気持ちが乗った。今季はリーグ戦で連敗して、DFのやり方を変えた。一度引いて狙いどころをはっきりさせるようにしたが、ここへきて浸透してきた。東海大会を勝ち抜いて全国に行きたい。MYFCもJFL昇格が決まった。いま藤枝が熱いというのを見せたい」

藤枝・鈴木修平選手コメント
「（決勝戦では体調不良の野木に代わってキャプテンを務めた）キャプテンマークを巻くのは初めて。（今大会の印象）準決勝まではDFも攻撃も良かった。決勝戦は野木や剣持など主力が欠けてしまい、プレー精度の差が点差につながってしまった。そのあたりはチームの課題だ。東海大会までにやれることは少ないかもしれないが、全国大会に行けるように全力を尽くしたい。去年東海２部にいたチームもレベルが上がっていると思う。カテゴリーに関係なく、どのチームと当たっても自分たちのやるべきことを全うしたい」