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2011/02/22 15:44:26

2/14(月)〜16(水) 静岡・代表候補合宿レポート1


2/14(月)〜16(水)、フットサル日本代表としては"お馴染み"となった静岡県のエコパアリーナにて、フットサル日本代表候補合宿が行われた。
 そのうちの2日目(午前・午後)、3日目のトレーニングの模様をレポートする。まずは、2日目の午前練習から。

 9:30〜12:00で予定された午前のセッションは「ミゲルが体調を崩し、お休み」。「村上(大阪)、渡邊(花巻)も合宿を離れる」中でのトレーニングとなった。(村上は初日の練習中に怪我をした模様)

 最初はいつも通り。通訳兼コーチの小森の下、ウォーミングアップが約15分かけて、念入りに行われる。その後もいつも通りのパス交換で、体をゆっくりと温め、ボールの感触を確かめる。滝田選手のことを「ジャギ!」と呼んだり、滝田選手のことを「タキタとマナブ!」(滝田選手のブログ名)で呼んだり(例えが滝田選手ばかりでスミマセン・・・)、このあたりはリラックスムードが漂い、選手たちの表情には笑顔がこぼれている。
※個人的にはこの練習への入り方も、ミゲルの言う「チームの雰囲気つくり」に大きく貢献しているのだと思う。あらためて書くまでもないかもしれないが、笑顔になることで気持ちも前向きになって練習に向かえる。名前を呼び合ったり冗談を言い合うことで、"何でも言い合える"環境・空気は生まれやすいハズだ。


ミゲルジャパンの貴重なレフティ・菅原


時に誰も止めれないドリブルが飛び出る小曽戸


抜群の安定感を見せてくれる上澤。存在感も抜群だ


ゴレイロで一番存在感を見せるのは、やはり川原


代表定着に意欲的な原田。ゲームでは小宮山を振り抜き、シュートまで行くシーンも


不用意にボールを失う場面も、判断に迷う場面も無くなって来た皆本。代表定着も近いのでは?


まだ大人しい印象がある横江。錚々たるメンバーの中だが、もっと自己主張があってもいいと思う


代表メンバーの中でも優雅なプレー、落ち着き払ったプレーができる稲葉。プレーに貫禄を感じた


トレーニング1.二組に分かれてのアップゲーム

 次は2チームに分かれて、アップゲーム。ゴールをそれぞれの陣地の中央あたりに反対向きに配置。浮き球で、ゴール上のネットに乗せれば1点というゲーム。以前の合宿取材でも見たメニューだ。さすがのミゲルも"毎回違うメニュー"というわけではなく、ある程度厳選された手持ちのメニューがあるということか・・・。


このようにゴールが設置された。上のネットにボールを乗せれば一点。菅原・木暮あたりはループが特にうまい


代表に欠かせない攻撃的アラに成長した松宮。個人的には、もっとワガママ(予想外)なプレーが出てきてもいいと思う





アップゲームまでは、終始、笑顔や冗談が飛び交う

 チーム分けは、紫ビブスに小曽戸、逸見、横江、仁部屋、皆本、滝田、原田。黄色ビブスが木暮、稲葉、小宮山、松宮、菅原、上澤、北原で、ゴレイロは藤原が紫、村山が黄色チームに入り、川原はフリーマン。

 最初はタッチ制限なし。菅原、木暮、松宮の順番に入れて黄色チームの一方的な展開。しかしその後は、小曽戸、横江、逸見が返して3−3。その後は紫(得点者不明)、川原(紫の時)、横江、皆本と入れて、8−4(?)紫が勝利した模様。

 ネットの下からヘディングで突いた上澤のプレーがファウル。「前まで良かったのに!」と食い下がったが、聞き入れてくれない在原コーチに、「出たよ、アリハラジャパン。ルール変えやがった」と笑顔で上澤。和やかな雰囲気で、ゲームは続く。

 最初はタッチ制限なし。途中からは2タッチ以内で、普通にゴールにシュート(ただしゴールは反対向きのまま)、全員キーパー、とルール変更。さらには、シュートは苦手な足だけ。と制限が加えられていく。

 皆本に股抜きをされた上澤が「アキラに股抜きされるなんて、終わりだよ」と言った直後、もう1回皆本に上澤が股抜きされる場面も。上澤は大きな声で笑いながら天を仰いでいた。

 続けて「キーパーのアップ」と、シュート練習が始まる。両サイドのゴールに次々とドリブルシュート。最初はキーパーが指定したところ(胸元、右上、左上、足下など)に、シュートを蹴って行く。

 「シュートはだんだん強くしていこう」と、強度を上げた後は、「キーパーと1対1」に。流れの中でメニューが次々と変わっていく。菅原、逸見、上澤あたりが、さすがの足技・フェイントのキレを見せてくれる。

 最後は、「キーパーと2対2」。キーパーも2人、攻撃も2人で2対2だ。そこに「シュートまで早く」「シュートは1回だけ」「パスは5本以内で」と制限が加えられていった。しばらくして、最初の「水」(休憩)が入った。


黙々と練習をこなす姿が印象的な村山。いじられキャラとしても活躍?


もうひとりのいじられキャラ?藤原。小森コーチにアドバイスを求める熱心な姿も


ゴレイロと1対1。藤原に仕掛ける原田


トレーニング2.3対3、テーマは「ディフェンスの確認」「ピヴォを使ってどう崩すか」

 お次は全面を使っての3対3。アップして、アップゲームをして、3対3から4対4というのは、お決まりの流れ。ここからプレースピードも選手たちの真剣度も一気に高まる。スイッチが入る感じだ。2球ずつで交代とは言え、フルコート(40×20m)の3対3なので、体力的にもきつい。

 テーマは「ディフェンスの確認」がメインで、攻撃に関しては「押し込んだとき、ピヴォを使ってどう崩すか」。今は、これまでやってきたことを自動化することとディティール・精度を上げること。そこに、"ピヴォを使った攻撃"がテーマに加わって来ている。

 3対3の前に、在原コーチから「ミゲルが居ないので緩みがちになると思うけれど、全員でカバーしてやっていこう。こういったイレギュラーな事態に対応できないと、この先もチームとして苦しくなる。助け合ってやっていこう」と声がかかった。

 チーム分けは紫が、小宮山、逸見、小曽戸、皆本。白が、松宮、稲葉、滝田、仁部屋、北原。ビブなしが上澤、木暮、横江、菅原、原田。3チームに分けられた。ゴレイロは3人がローテーション。ゲームに入らない1人は隣りのゴールで、別メニューが待っている。

 「ディフェンスは前からプレス。攻撃は2−1からに限定」という条件でスタート。

 「ピヴォに一枚!攻撃、ピヴォ入れよう!」押し込んだ状態なのに、ピヴォが入らない場合はすかさず在原コーチの声が飛ぶ。
 ディフェンスに関しては「(コースを)切って行こう!」「後ろがしゃべって!」「ライン上げよう!」と言った指示の声。

 途中から、「攻撃は回って(旋回して)もOK」となって、再開。

 さらに今度は「ディフェンスはハーフから。カウンターあり。バックパス不要」とルールが変わった。3対3、4対4では、基本、"ボールを奪ったら一旦ゴレイロに返してから"というミゲルルールが存在する。他には"ゴレイロへのバックパスなし"、"ゴレイロはペナルティエリアから出れない"という縛りもあり、ゴレイロを使わずにプレス回避や守備をする状況がつくられている。

 パスを回され、ラインが下がっていくディフェンスに対し「ズルズル下がらない!」という声。「横パスから動こう!」パスが出て、ボールが動いている間にできる限り寄せることも求められる。パスをはたかれた後、マーカーに裏を取られた仁部屋に「逆アラになったときのポジションに気をつけよう!」というアドバイスも入った。

 「緩い横パスとか、相手が後ろを向いたときに、(ラインを)上げるんだよ。そのための練習だよ」在原コーチの確認の声が飛んで、「水」(休憩)が入った。


在原コーチからテーマが伝えられて、3対3、4対4がスタート


キーパーメニューをこなす川原


稲葉と菅原のマッチアップ


北原と原田。ポジション的にもよくぶつかる二人


仁部屋と上澤。この後、上澤がうまくゴールラインまで追い詰めたが、そこからヒラリと仁部屋がかわして、横パスをはたいた。代表合宿にはハイレベルなマッチアップがあちこちで繰り広げらる。面白い。見ていて飽きない


松宮と皆本


滝田にチェックに行く小曽戸。滝田も(代表の中でも)できる(成功する)プレーが増えてきた


菅原をかわしにかかる、逸見ラファエル


トレーニング3.4対4

 最後は片面で、4対4が行われた。5球交代。ただし5球目に失点したら、またゼロからというルール。ディフェンスは奪ったら、ゴレイロにバックパスして1球終了。

 攻撃は3−1。サイドに張ったところから、ピヴォの居るサイドがカットインして(ななめに抜けて)スタート。

 「押し込んだら、ピヴォ入れよう!」の声が再び飛ぶ。仁部屋に対しては「勝負もあるよ!」と得意のドリブルを促す場面も。

 攻撃側がピヴォを居れず、フィクソも残さないシーンでは「ピヴォのポジションに誰か入ろう。自分たちで(プレーエリアを)狭くしてるよ」と注意が飛んだ。小宮山ら、フィクソの選手が前に抜けるときは「ローテーションを短く。ピヴォのスペースを埋めないように」とのアドバイスも。


合間に選手たちでミーティング





在原コーチのアドバイスを受ける滝田


稲葉と小宮山のマッチアップ


滝田と木暮。木暮がやはり、チームの中心。一番指示の声・アドバイスも出る





トレーニング4.セットプレーの確認

 最後は2組(2面)に分かれて、コーナーキック、セットプレー、キックインのサインプレーの確認が行われた。

 まだサインによっては、全員がすんなりプレーに入れないものもあるようだが・・・。ここも一通りの流れは伝えられ、後はディティールを上げていく段階にあるようだ。

 15分ほどかけて、すべてのパターンを確認して、午前のセッションは終了。ダウンを行った後、選手たちはいったんホテルに引き上げた。


レポート・写真:北谷 仁治





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