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2011/02/20 12:20:05

苦しい布陣。それでも大阪が勝利/F27節・大阪×浦安


2/19(土)、舞洲アリーナにて行われた、Fリーグ2010 powered by ウイダーinゼリー最終節、シュライカー大阪×バルドラール浦安戦は、江口のFリーグ初ゴールを皮切りに、3点をあげたシュライカー大阪が、パワープレーで反撃に出る浦安の攻撃を1点にとどめ、最終戦勝利を飾った。


●大阪にとっては厳しい試合。攻守にイゴールの影

大阪は村上が怪我、永井は累積、瀬戸は体調不良・・・。続々と主力選手が離脱し、宮竹、小野、森本、一村ら若い選手も多数ベンチ入り。"苦しい布陣"だったが、「選手が全力を出し切ってくれた」とドゥダも感謝したとおり。ホーム最終戦で、2敗を喫していた苦手の浦安から勝利を上げた。

 先制は 05:53に江口。ドゥダから高い信頼を得ていると見られ、最近、出場機会をどんどん増やしている。この日は体調不良で欠場となった瀬戸と代わる形で、松宮、林、エビーニョとともにファーストセットに入った。(公式記録では先発は神戸。しかし実際には試合開始とともに神戸と江口が入れ替わった)

 その江口が、ドゥダの起用に答えた形。信頼して使い続けた監督にとっても、嬉しい江口の初ゴールとなっただろう。試合後はMVPにも選ばれた。

 個人的にはこの試合のMVPは"イゴール"だ。守備だけでなく、攻撃でも"影響力"を見せた。

 江口の先制点も起点はイゴール。ペースを握りながらも点の入らない展開。少しじれるように、高い位置まで上がってボールを持ったイゴールが右サイド、ゴールライン付近のエビーニョにアウトサイドパス。これを受けたエビーニョが(シュートをちらつかせながら・・・)うまく溜めて、中央へ。ここに飛び込んだ一木がシュート。そのこぼれ球を江口が押し込んだ。浦安のゴレイロ・藤原も攻守を続けていたが、ついに試合の均衡が崩れた。


●大阪が4位の可能性を引き寄せる勝利

浦安も稲葉、小倉(よく動く)らを中心にいい攻撃を見せていた。もうひとり、180cmだが"体格のよさ"が際立つセグンドあがりの川股もピヴォで良く起点となっていた。しかし 07:03 この川股がディフェンスで一瞬"穴"となってしまった。大阪14.林のチェックに行ったが、取りに行ったところを林にうまく反転され、縦に突破されてしまう。林の折り返しを中央フリーで受けた佐藤は余裕も感じさせながら、落ち着いて空のゴールに蹴り込んだ。2−0。大きな追加点が大阪に入った。

 06:03 浦安は14.小倉をゴレイロに入れてパワープレーに出る。岡山監督の決断は早い。

 しかし追加点は大阪。またもイゴールが起点。カウンター。イゴールが抑えたボールを左サイドを駆け上がった江口にピンポイントパス。江口がディフェンダーをかわしペナルティエリアに侵入したところで倒され、PKに。これを25.エビーニョがきっちり決めて、久しぶりにバク宙のパフォーマンスも飛び出した。

 浦安は 01:41 稲葉がスルスルとゴール前に持ち込んで、イゴールの足元を狙うシュート。このこぼれ球を5.小宮山が押し込んで1点を返したが、大勢に影響はなし。大阪が守りきって、ホーム最終戦を勝利で飾った。これで大阪は翌日の大分×府中戦の結果次第では「4位」という可能性も出てきた。

 ただ、優勝・順位もほぼ決まった最終戦はこうしたゲームになり勝ちとは言え、全体的に"静かなゲーム"という印象は拭えなかった。観に来た人が「何でこいつら、優勝も無く順位も決まってるのに、こんなに一所懸命やってんだ!」と驚くくらい、Fリーグの全試合を"熱い試合"にしなければ、リーグの明日はない。
 特に大阪は、(チームに問題を抱えていたとは言え)シーズンを通じて試合で"100%のパフォーマンスを発揮できない"ことが勝ち星の取りこぼしや順位を下げる結果に(ここ数年)つながってしまっているだけに、「1試合1試合全力で」という言葉に、重みと結果を付け加えて欲しい。


「主導権握りながらゴールできず、流れ失った」浦安・岡山監督

「前半われわれのペースのときになかなかシュートが決めれなかった。主導権を握りながらフィニッシュまでいけなかったこと。そこで次第に大阪に流れがいくキッカケになってしまった。そのあたりが敗因だと思う」

タイムズ「前半ペースを握りながらもフィニッシュまで行けなかった点について、ハーフタイムでどう修正されましたか?」
岡山監督「サポートの位置を高くすること。スペースを使うこと。ボールを持っている選手に対しては視野を広く持つことなどを伝えました」

タイムズ「最終戦が終わりました。今シーズンを振り返って、選手の戦いぶりと、来シーズンに向けての課題を教えてください」
岡山監督「1試合1試合大事に戦ってきて、チームとしても、個人としても成長できたと思います。もちろん他のチームのレベルもあがっていて、簡単に勝つことはできませんが、手応えを感じることができました」

記者「具体的に成長できた点は?」
岡山監督「細かく上げればたくさんありますが・・・、アウェーで、今日はうまく行きませんでしたが、相手に引かれても崩せるようになったこと。個々の良さだけで勝負していたのが、戦況を見ながら、勝負したり我慢したりできるようになったこと。全般的にはできるようになってきたと思うので、自信を持っていいと思います。全日本では全試合で発揮したい」


「自分たちの成長を証明したかった」浦安・小宮山主将

「声が枯れていて聞きづらいと思います。すみません。最後の試合で順位も決まっていましたが、1試合でも多く勝って、自分たちが成長段階に居ることを証明したかった。大阪はディフェンスが堅く、こじあけることができませんでした。引かれた相手に対してどうこじ開けてゴールを奪うかかが課題だと思います」

記者「今シーズンを振り返って?」
小宮山「新しく監督も変わって、手探りの中、自分たちに何ができて何ができないか。他のチームと比べて足りない部分はどこか。客観的に理解することができたと思います。今日負けた大阪にも2勝1敗と勝ち越していますし。負け越したのは、名古屋・神戸・府中、上位に居るチームだけ。そことの差はあるにせよ、自信を持っていい部分だと思います。言い方があっているかはわかりませんが、去年と順位は同じでも、目指している方向が間違ってなかったというか、方向性が見えた。満足してはいけないが、また明日から前を向いて戦って行きたいと思います」


「選手が力を出してくれた。感謝している」大阪・ドゥダ監督

「今日はすごくみんなが耐えてくれた。コンディションが完全でないにも関わらず全力を出し切ってくれた。今日急遽入った選手も居ましたが力を貸してくれた。ケガでパフォーマンスがあがらない選手も、コートに出れば100%を出してくれた。感謝している。自分も体調が万全でなく大変な試合になるとわかっていましたが、いい結果で終わらせることができて良かった」

タイムズ「若い選手、新しい選手がベンチ入りしましたが、彼らにアドバイス・声かけしたことは?」
ドゥダ監督「いつでも行けるように準備をしておけよ、と。気持ち、フィジカルの面で彼らを使わなければいけないだろうと予測はあったので。と同時に元居るメンバーらにも『今日は苦しい試合になる。我慢してやっていこう』と話していました。長く出ている選手には声をかけて、体調、回復、様子を伺いました。いつもより相当疲れたと思います」

記者「今季は途中まで選手、途中から監督。たいへんだったと思いますが、シーズンを振り返って・・・」
ドゥダ監督「色々とチームで問題が起きたまま、途中まで行ってしまったことが残念。気持ちが入らない、モチベーションが上がらない状態で来てしまった。もう少し早い段階でモチベーションが上がる環境になっていれば、2位や3位、名古屋と競れるところまでいけたと思う」


「理想の展開。大きな収穫あった。ドゥダは苦しい決断してくれた」大阪・一木主将

「最終節で、順位も4位か5位か、気持ちの持って行き方が難しいところもありましたが、普段出ていない選手も盛り上げてくれて、いい試合になりました。先制が取れ、2点目も奪い、今年課題だった3点目も奪えたのは大きな収穫だったと思います。プーマカップにつなげれると思います」

タイムズ「監督と同じ質問で、普段出ていない選手に声かけしたことがあれば・・・」
一木「特別な声かけはしていません。他の選手も含めて、盛り上げていこうと話はしました」

記者「今シーズンを振り返って?」
一木「結果を見てもらえばわかるとおり。最初はきついシーズンでした。難しい問題もありました。ドゥダが監督になるのは、ドゥダ自身が一番つらい決断をしてくれたと思います。タイミング的にも(選手を)やめるのは勇気がいったと思います。僕らができるのは監督を信じて、試合で結果を出すこと。ドゥダ自身も練習量を増やしたり、僕らを信じてやってくれた。何よりコミュニケーションを取ってくれた。タイミングが違えば上位も狙えたと思いますが、振り返れば色んなことが起こった1年だったと思います」


レポート:北谷 仁治





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