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2010/12/15 22:14:51 ポエイラ山川太郎の 日本代表タイ遠征レポート１
はじめに
1億2千万の日本フットサルファンのみなさん、こんばんは！山川太郎です！ 約60時間の濃厚な(！)タイ滞在を終え、帰りの飛行機でペンを握りました。 今回は雑誌や新聞の日本メディア陣の取材が無かったようですが、年に数回しかないフットサル日本代表の対外試合。内容を知りたい人も多いでしょうから、僕の見てきたものを書き残したいと思います。 ただしプロの専門家でも評論家でもなく、いちサポーターの観戦記です。 データ詳細が不正確だったり、思い違いもあるかもしれませんがご容赦を〜。 ：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：： 12/9 ベトナム戦。（かと思いきや？） さあやってきましたバンコク！5月のアジア選手権以来の代表戦！ 元府中のセルジオ監督率いるベトナム代表との一戦。・・・かと思っていたけど、練習に出てきたベトナム代表を見ると、様子がおかしい。胸にデカデカとスポンサー名が入るユニフォーム。 聞けば、代表チームではなくクラブチームらしい。。しかし率いるはセルジオ。よく分からないが、ここはアジア。そして親善試合。「なんでもあり」を受け入れないと生きていけない！もう慣れたものです。。 ちなみに観客はまばらで、国歌斉唱もなし。練習試合の雰囲気でした。 日本のスタメンは、上澤・渡邉・松宮・北原・藤原。この試合は1試合通してGKに藤原が起用された。 ---このメンバーがピッチに並んだ時、代表チームの変化をしみじみと感じた。全員がほぼ身長180?。対するベトナムは、160?前半と見られる選手もちらほら。日本が世界に出て相手を見下ろしているなんて、今までには見慣れない光景だった。 体のサイズも「世界を目指す」要素なのか。いつか、イランにフィジカルで勝つ日本を見られるのか。 前半は、フィールドプレーヤー（以下FP）4人セットを3分〜4分で一度に交代させる起用法。 第2セットに滝田・原田・小曽戸・菅原。 第3セットは小宮山(C)・村上・逸見ラファエル・仁部屋。皆本は前半出場なし。（ちなみに3日間とも親善試合の為、15人全員がベンチ入りです。） 第3セットは、代表経験が少ないラファ・仁部屋に中心選手を絡め慣れさせようとする意図かな、と想像した。 しかし、ゴールをこじ開けたのは、この若手２人だった。 ７分。ボールを受けるなり左サイドをまた抜きでぶち抜くラファエル。ファーを走る仁部屋にパス。ゴール！ 同じ７分。藤原のロングフィードが左サイド裏へ走ったラファエルへ。体勢悪いながらも放ったヘディングが、飛び出したゴレイロを越えてゴール！ テクニシャンの代表初ゴールは、なんとヘディングだった。 小宮山・村上のバックアップを信頼してか、仁部屋・ラファが縦横無尽に仕掛けまくる。 特にラファは約4分の出場時間中、ドリブルのサイド突破3回・ファールで止められた場面が1回、1ゴール1アシストの鮮烈デビュー。すごい！ その後15分に小曽戸・原田のワンツーから小曽戸のゴール。（BLOGでは誤報で失礼しました。） 17分に相手のドリブルシュートに失点。 19分に再び仁部屋ゴール。 まあ前半見ただけでも、相手との力の差は明らか。 後半は前半のセットを崩し、色々な選手の組み合わせが試された。 どの組み合わせでも、渡邉と原田をピボとしてピッチに出している様子。後半は皆本も登場。 22分に裏を取られて失点。 その後は得点が無く時間が流れるが、パワープレーに出た相手のミスをついて皆本がゴール。皆本は、与えられたチャンスを活かそうという気持ちか、積極性がスタンドまで伝わってきた。 そのままタイムアップ。日本が5-2で勝利した。 前日深夜に到着して、翌日のぶっつけ試合。しかも気温は日本より20度以上高く、チームにとっては苦しい環境だったと思う。 そんな中で川原以外の全選手を均等に使い分け、しっかり勝利したので良かったんじゃないでしょうか。 この日は、仁部屋とラファ。若い2人の攻撃力を楽しめて、日本の未来を感じる試合だった。 翌日からはタイ2連戦！ タイは数回のスペイン遠征など、2年後のＷ杯自国開催に向けて強化に取り組んでいると聞く。 しかし僕の日本代表観戦を通じて、タイに負けたことなんてない。「土曜も日曜も圧倒的にやっつけるぞ〜！」選手と誓い合って会場を後にしたのでした。 【おまけ】 試合後にタイの女の子が日本代表を出待ちしていました。 女の子が5人いたけど、そのうち1人はどう見てもオカマちゃん(笑)。 オカマ大国のタイではどこにいってもオカマちゃんが社会に溶け込んでいます。 1週間タイに住むと気にならなくなるそうです。 つづく 
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