ジュビロ磐田FCなどがベスト４進出/全日本選手権静岡大会

PUMA CUP2011 全日本フットサル選手権静岡県大会／ジュビロ磐田FCなどがベスト４進出
写真、文＝橋爪充

　全日本選手権静岡県大会初日は11日、静岡県袋井市のエコパアリーナで予選リーグが行われ、XEBRA（以下、ゼブラ）、田原FC（以下、田原）、ジュビロ磐田FC（以下、ジュビロ）、Praia Grande（以下、プライア）の４チームが12日の準決勝に進出した。支部予選では東海１部、２部勢が次々に姿を消したが、終わってみれば東海１部の４チームが順当にベスト４入りした。
　Aブロックではゼブラが、剣持貴充の２試合４ゴールの活躍などでMATO GROSSO FUJI、Natureza Grandeを退けた。
　実力拮抗のBブロックは、田原が東海２部のEstrelado/焼津FCとの接戦を逆転で制して勝ち上がった。
　Cブロックは先週、東海１部優勝を決めたジュビロが実力の差を見せつけて２試合を大差で勝利した。
　Dブロックではプライアが県リーグ１部の２チームに力の差を見せつけた。この結果、12日の準決勝組み合わせはゼブラ対田原、ジュビロ対プライアとなった。この２試合の勝者が来年１月22、23日に三重県鈴鹿市で行われる東海大会に出場する。

●全日本フットサル選手権静岡県大会初日結果

【Aブロック】
XEBRA 5-3 Natureza Grande
XEBRA 3-0 MATO GROSSO FUJI
Natureza Grande 2-0 MATO GROSSO FUJI

ゼブラ・小池良平選手コメント
「内容は決して良くなかったが、勝たなければいけないゲームで結果が出たのが大きい。県大会ではまだ決勝に出たことがない。今年で変えられるように持っていきたい」

【Bブロック】
田原FC 6-0 スリーク浜松
田原FC 5-4 Estrelado/焼津FC
スリーク浜松 6-4 Estrelado/焼津FC

田原・蓮池紳吾選手コメント
「２年ぶりのベスト４。何度もここで負けている。失敗を恐れず自分たちの戦いをすれば、結果はついてくると信じている」

【Cブロック】
Ladroa 5-3 Pasion Juvenil
ジュビロ磐田FC 10-0 Pasion Juvenil
ジュビロ磐田FC 8-2 Ladroa

ジュビロ・鈴木孝博選手コメント
「明日のことも考えて戦うことができた。２失点はもったいなかったが、明日はそれを糧にして気を引き締めたい。守備からいいリズムを作りたい」

【Dブロック】
Obra Prima 6-2 テレポケット/DOPPO
Praia Grande 4-0 テレポケット/DOPPO
Praia Grande 4-0 Obra Prima

プライア・五味義通選手コメント
「強い相手だったので、こちらの良さも引き出された。リーグ戦の優勝はなくなってしまったので、明日は是非勝ちたい」

得意のミドルシュートなどで４度ゴールネットを揺らしたゼブラ・剣持

田原対焼津FC戦は激闘だった。田原は残り３分、萩原洪拓（右から２人目）のゴールで追いついた

２試合を終えてハイタッチでお互いを称えるジュビロ。格下相手に決定力の高さを見せつけた

ベテランと若手の力がかみ合ったプライア。久々登場の勝又純一郎（中央）も存在感を示した