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2009/08/12 00:16:55 ジュビロ×ゼブラ/東海リーグ１部 第３節レポート
東海フットサルリーグ第３節・第２試合 XEBRA SHIZUOKA×ジュビロ磐田フットサルクラブ
日時：2009年８月２日(日) 会場：ゆめドームうえの 
なかなか地域リーグには珍しい、横一列に並べてしまったゼブラのショット 
ゼブラに逆転勝ち。貴重な勝点３を得たジュビロ 唯一の２連勝で３節を迎えたゼブラ。しかし３節は人数が揃わず、一時は"棄権"の可能性もあったと言う。この日、ゼブラは６人で、強豪・ジュビロとあいまみえることになった。 当然の如く、攻撃に力を入れず、"省エネ"で戦うゼブラ。一方のジュビロも終始、ゼブラにペースを合わせるかのように、力でたたみ掛けるようなことはしなかった。 ７分、ジュビロは左サイドから11.千葉が右サイドに振って、９.赤堀がフリーでシュートを放つが枠を捉えず。ゼブラは９分、コーナーキックから12.横山がシュート。こぼれ球を拾った７.剣持はシュートに行かず。７.剣持 → 12.横山とつないで反転シュートもジュビロがブロック。お互い単発で訪れるチャンスをモノにできず、時間が経過していく。人数で優位に立つジュビロだが、前からプレスに行かず。前半の残り数十秒は、ゼブラが後方でパス交換をしたまま、０−０で、前半が終了する。 後半の立ち上がり、ジュビロ13.門田のシュートはゼブラゴレイロ２.鈴木が辛うじてセーブ。ジュビロはキープ力のある13.門田らを中心にリズムを掴んでいく。ゼブラの攻撃は単発に終わり、試合のペースは前半と変わらない。 なんとか無失点でやり過ごしていたゼブラだが、25分、ついに試合の均衡は破れる。６.河合がセンターサークル付近から、左に振ったボール。ゼブラディフェンダーの対応が遅れたところ、受けた13.門田がシュートを決めて、１−０。 １点が重たいゼブラ。28分、交代なしで出場していた８.小池がベンチに下がり、パワープレーの準備に入る。その15秒後、ゼブラは12.横山が右サイドでボールを奪って、そのままサイドをドリブルで駆け上がり、シュート。これが見事に決まって、１−１。ゼブラが貴重な同点ゴールを上げる！ なおもパワープレーに出るゼブラ。ジュビロ陣内に押し込むようになるが、31分、18.松浦が足をつってベンチで治療を受けるなど、状況は険しくなっていく。それでも残り３分を切った、２分42秒、ゼブラは右の12.横山が逆サイドに振ったボールを７.剣持がファーで合わせて、２−１。なんとゼブラが勝ち越しのゴールを奪う。ゼブラはさらにパワープレーを続け、試合の主導権を握り続けようという戦い。 しかし残り１分26秒、ジュビロ５.鈴木が縦に進んだドリブルに、ゼブラディフェンダーがついていけない。ゴール正面、鈴木のミドルが決まって、２−２。試合が振り出しに戻ったわずか20秒後、ゼブラは自陣で、18.松浦のクリアが遅れたところを、ジュビロがボールをかっさらって、２−１、残り１分５秒で、ジュビロが値千金の勝ち越しゴールを奪う。 余力の無いゼブラも懸命に反撃に出たが、ゴールならず。３−２。土壇場逆転のジュビロがゲームを制した。 「前半はプラン通り。ああするしかなかった。カウンターのチャンスを決めていれば、全然違う展開になった」と振り返ったのはゼブラの８.小池。「パワープレーをするところまでは問題なかった。人数が少なくて動けなかった。リードした後、パワープレーを止めて、自分が(交代要員として)フィールドに戻った方が良かったかもしれない」と悔やむ。 ７.剣持も「地域CLでもこういう(人数の少ない)試合はあったが、久しぶりにきつかった」と振り返る。 スポンサーが離れたり、代表が代わったりと、チームはごたごた続き。「正直、練習もできていない」(河合新代表)。この試合も棄権があり得たほど、チーム状態は"どん底"と呼べる状態だった。それでも翌日、チームのホームページで発表されたとおり、ジュビロから佐野らが戻ってくるなど、４名の元ゼブラ勢が戻り「昔のゼブラに戻る感じ」(河合代表)になると言う。「また戦術を合わせないと」(８.小池)と、まだまだ再出発の道は険しいと言えるが、棄権とならず、たった６人で戦い抜いたこの日が、ゼブラの"再スタートの日"となることを信じたい。 一方ジュビロの６.河合は「とりあえず最終的に勝ててよかった」と胸を撫で下ろし、「自分たちのペースで戦えた。相手の出方を見て、チャンスがあれば･･･という戦いだったが、もう少し積極的に行っても良かったかもしれない」と振り返る。確かに、６人で戦うゼブラに対し、そこにペースを合わせるジュビロの戦いぶりは、見ていて、歯痒さもあった。 13.門田は「いつもと戦い方は変えていない。相手に合わせないよう、点を取りに行ったが、なかなかチャンスがなかった」と話し、「１敗しているので、もう負けられない。プライアにも、ギャングにも、またゼブラにも勝ちたい」と意気込んだ。 
ジュビロ13.門田の先制ゴール。６人で戦うゼブラにとっては重たい１点になるかと思われたが･･･ 
ゼブラ12.横山の値千金の同点ゴール。重い空気を払拭するゴールだった 
ジュビロの決勝ゴール。さすがのゼブラも最後は力尽きた･･･ レポート・写真：北谷 仁治
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