全国選抜を写真で振り返る。２日目第２試合

　７/17(金)～19(日)の３日間、いしかわ総合スポーツセンターで開催された、第25回全国選抜フットサル大会の模様を、写真を中心に振り返ります！

●大阪７－１広島

　初戦を大勝した大阪が、強豪・広島からも大量ゴールを挙げて、勝利を収めた。大阪は２分、６.中西の２ゴールなどで、前半だけで４－０。後半も９.山本、３.稲田、13.野口とあらゆるところから、点を取った。広島は39分に14.小松が１点を返し、一矢を報いた。

　広島県選抜の６.冨広選手は「完敗。差はたくさんある」とし、そのひとつに「自分たちは球をつなげなかった。大阪にはサポートにも連動性があった」と分析する。選抜の練習については中国大会前に、「F・DOの練習を広島県選抜の練習にあてた」などして、週一のペースで４回ほど集まったほか、福岡県選抜とも練習試合を行ったという。中国大会の後は「中国リーグがあったので･･･」ライバルチーム同士でもあり、練習に集まることはできなかった。チームのコンセプトとしては「守備だけ。でもその守備さえ、チグハグだった」とし、「県選抜として以前に、各チームでそれぞれもっと、フットサルを知らないといけない」と、課題を上げた。これで土はついたが、残り１試合については「いっぱい点を取って、ワイルドカードを狙う」。やるべきこともハッキリした。

予選ラウンド突破に向けて快進撃を続ける大阪府選抜

２試合目に登場した大阪府選抜の７.岸本。シュライカー大阪の岸本の弟

●石川９－２高知

　初戦・広島戦を落とし、最終戦にも優勝候補の一角・大阪戦を残す石川だが、ワイルドカード進出に向けて、序盤からパワープレーを仕掛ける積極的な戦い。２分に10.田村がゴールをあげると、高知がペースを掴む間もないほど、前半だけで６ゴールを奪う。
後半も13.村中が２ゴールをあげるなど、３点を追加した石川が大勝。高知も前半に５.春本、後半に７.別役が１点を返したが、石川に対しても力負けとなった。

　石川県選抜の中島ヘッドコーチは「上に残るため、得点を稼ぐため」と序盤からのパワープレーの理由を説明。「いつものメンバーだけでなく、チームとして、メンバー全員を使っているのでうまくいかない部分もあった」「正直もっと(点が)取れると思った」としながらも９得点を叩き出した選手たちを評価する様子。残る１戦は大阪府選抜。「やる前から、頭ひとつ向けているのはわかっていた」とするが、その分「スカウティングもしている」とできる準備に抜かりは無い。「ラスト勝って、どうにか残りたい。相手が(実力的に)上なのはわかっている。判断の速さや切り替え、走り負けないなど、誰でも出来る部分で負けないようにしたい」「ディフェンシブに戦って、カウンターを狙う」と明言した。

厳しい戦いが続く高知県選抜。それでも２ゴール。無得点には終わらなかった

レポート・写真：北谷仁治

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