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2008/05/22 08:41:47 アジア選手権 決勝ラウンドを振り返る(１) キルギス戦後
●フットサル日本代表サポーター「ポエイラ」団長・山川 太郎氏のコメント
―W杯出場が決まったことについて 大差で決まったことがでかいですね。４年前とも違うんだという結果がハッキリ出たから。４年前はやっとの初出場で、競った戦いで、それは盛り上がったけど･･･。もうみんなわかってる。ブラジルで勝つことが今の日本の目標。ベスト16でしょう。絶対行きたいですね！結果がひとつ達成されたことは嬉しいですけど、みんなここがゴールじゃないというのはわかってる。サポーターもわかってるから･･･、イランに勝ちたいですね。自分も去年(のアジア選手権)、大阪の地で悔しい思いをしたのは、一生、忘れられないんで。 ―ずっと代表を見てきて、成長を感じるか そうですね。川原さんがケガで抜けてもやれてるのはでかいんじゃないですか？それはやっぱりチームになってるということだし。まぁ若手が出てこないのはちょっと寂しいですけど。まぁコーヘイ(６.原田 浩平)が出てきたんで、楽しみにしてます。 あとはイランに勝たなくてはいけないでしょう。ボクも準決勝はイランだと思って来てる。申し訳ないけど、準決勝で帰らないといけない(山川氏は、13日仕事を終えた後、関空からバンコクへ。14日、15日とバンコクに滞在、代表を応援した後、15日の内にバンコクを発ち、翌16日の仕事に向かう強行軍で駆けつけてくれた)けど、イランに勝つところを絶対見たくて来てるから。日本で去年悔しい思いをした人たちの分も背負って来てると思ってるんで。いろんな事情で来れないのは仕方ないけど、日本でフットサルに関わっている以上、『イランに当たり前のように勝つ』というところまでまずは行きたいです。 ※ミックスゾーンに選手たちが出てきたので、山川氏へのインタビューはここで終了しました。山川さん、ありがとうございました！ ●小宮山選手 ０点に押さえることが出来たので満足してる。昨日の練習でやったことができたかなと思います。今日は内容うんぬんより結果が大事だと思ったんで。勝てば世界選手権出れる。当面の目標としては『世界選手権出場』というのがあったんで、勝ててよかったと思います。素直にすごく嬉しいです。ただまだ終わりじゃないんで。明日またイラン戦があるんで。次かって、決勝戦もあるんで。今日また切り替えて頑張って行きたいと思います。 ―今日は鈴村さんがベンチ入りしたことで負担が減った？ そうですね。鈴さんとは話をする時間も長いですし、ディフェンスについていろいろ言ってくれるので、勉強になりますし。スズ君が出ていないときは、僕に任されていると思っているので、絶対に点を取られたくなかった。明日もシャムサエーにつくのはボクとスズくんだと思うので明日も０におさえたいです」 ―パワープレーは予測していたか？ 早い時間でリードすればああいう形でやってくるだろうというのは分かっていました。ビデオを見て、あぁいうパワープレーをするというのもわかっていましたし、それに対応するディフェンスはしっかりできたんじゃないかと思います。危ないシーンもそんなになかったと思いますし、完璧におさえられたんじゃないかと思います」 ―逆に攻撃に関しては、最初の点が遠かったが？ 引いて守られて、あれだけマンツーで、ガッツリ人に来るんで、木暮とか小野ちゃんとかも厳しくマークされた部分もあると思う。それでも点を取ってくれるふたりではあるし。オフェンスの選手が絶対に点を取ってくれると信じてたんで。1点でも取ってくれたら、絶対守りきってやろうと思ってました。いい時間帯に点取ってくれて、前半終了間際に２点目が入ったのも大きいと思う。あれが１−０と２−０ではだいぶ違うと思います。 ―イラン戦だと思うが、どういう戦いをしたい？ イランは世界でもベスト８に入る力を持ってますし、アジアでは特別な力を持ったチーム。イランに勝てなければ日本の優勝はないと思うんで。攻めも守りも、フィジカルも強いし技術も高いチーム。明日は本当にディフェンスの試合になると思う。ディフェンスを締めて、１−０でもいいので、内容こだわらず結果を意識して、１−０でもいいから勝ちにいきたいです」 ●藤井選手 ―４年前と気持ちの面で違う？ 前回は前回での重いというのは違った。自分的には悔しい思いをした４年間があっての４年前だったし、今回は８年前、悔しい思いをした会場であったし･･･。ここでやっぱり今まで自分がやってきたことを取り返したい。それが個人的には達成できてよかった。チームとしてまとまって、全員で、ベストを尽くした中で世界選手権に出れて、ひとつは安心してるというか、嬉しいと思う･･･かな。ただ嬉しいけどその先にアジアチャンピオンになる、それを乗り越えてその先の目標があるから、嬉しさだけじゃなく、勢いにしてがんばれたらと思う。今日は喜んでいいけど、もう切り替えて戦っていく必要があるし、みんなその方向に向かっていると思います。 ●鈴村選手 ただの通過点。もちろん嬉しいですけど、それは通過点だし、イランに勝って、順当に来て、優勝する。それのために来ているわけだから。ワールドカップというのは出るものだし。それが最大の目標ではない。(アジア選手権は)優勝することが最大の目標ですから。みんなもそう思っている。もちろんワールドカップ出場がかかっている試合だから、みんな気持ちの面でも充実していたと思うし、ただ盛り上げるだけじゃなくて、ピッチの中で激しい主張、意見、そして盛り上げる声、すべてがあったとは思うので。ただ『いいよ、いいよ』だけではダメなんで。絶対にやられてはダメなことはダメなんで。それは言わないといけないし。そういうことはみんな指示もするし、意見もする。それが一番良かったと思います。 ―４年前と比べてワールドカップ出場の意味も違う？ あー全然ですね。４年前はワールドカップ出場が最大の目標だったし。でも今は当たり前の話。僕はそう捉えてます。みんなもその意識があって、試合の後はもう明日のイラン戦のことを話してました。 ―明日はシャムサエーとマッチアップすることになると思うが、足の具体、体調は？ 別に体調は大丈夫ですよ。今日で自分なりに自信も持ってますし。ここからやるためにやってきた。体調を崩して一回入院して、というアクシデントはあったけど、それも僕はプラスとしてとらえていますし。チームに迷惑をかけて休むことになりましたけど、そこでごちゃごちゃ考えても仕方がない。イランのために休めた。ここから仕事をすれば何の問題もないだろう。結果を出してチームに貢献する。明日はイランに、シャムサエーというはひとつの的で居ますから。必ず止めて。後は他のところをしっかりマークついてもらって。どういう指示が出るかわかんないですけど、間違いなくマッチアップすると思うし。それが自分の中で一番･･･楽しいですからね！アジア選手権は。これがなかったら面白くない。もちろんね、それは別の話。(試合に)勝つから楽しいし。データで見てもらえばわかるけど、2005年勝った時の試合以来、彼には流れの中で点を取ってないから。絶対入れさせてないから。絶対止める。そこ止めて･･･止めないと！勝てないし。去年だって別に入れられてないから。パワープレーは合ったけど、あれはもう事故みたいなものだから。彼の得意なパターンは全部止めているんだから。あとはマークのミスをしないこと。そういうことをすれば絶対勝てるから。
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