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2008/05/17 18:25:25 日本×イラン戦 監督・選手コメント/アジア選手権
●イラン・シャムス監督コメント
キャプテンのヘイダリアンを短時間しか使わなかったのは、今日のようなタフでスピードの速い試合においては、私の指示で彼以外の選手を使うようにとなりました。ヘイダリアン選手は経験のある選手ですので、大事な試合で使いたいと思っています。試合は、多くのチャンスがあったにも関わらず決め切れない場面がありまし た。準決勝なのでこのような展開もあると思います。日本は、昨年の試合で後半の早い時間からパワープレーで仕掛けてきました。その経験からパワープレーに対するトレーニングをしてきており、それが１−０になったことで有利に働いたと思います。対戦した日本に関しては、去年よりかなり変わったと思います。新しい選手も 入り、システムも良いのを使っている。しかし、ランキングからいうとイランは６位で、日本は１２位か１３位です。日本がイランと同じレベルに至るまでは、まだ時間がかかると思います。 明日、決勝で対戦するタイはアジアで２位だと思います。新しい選手も加入し、環境なども整ってきている。KL WORLD５では、１日２試合、午前中は調子の良い中国と対戦し、その後にタイと試合をしたので負けはしましたが、我々のほうが質は高いと思っていますし、まだ新しい戦術も持っています。AFCでは必ず優勝します。 ●日本・サッポ監督 負けはしましたが、代表選手を誇りに思っています。とにかく、最後まで諦めずに戦ってくれた選手一人一人に感謝しています。試合前、些細なことで試合が決まることがあると話していたのですが、実際にちょっとしたミスが失点に繋がってしまいました。ミスは一人が犯したのではなく、全員が犯したことだと思っています。 特定の選手の責任ではないと考えています。ハーフタイムは、前半リードされてはいるが内容は素晴らしかった。だからこそ、後半取り戻しにいくという気持ちで臨むよう指示しました。実際、後半は日本が支配した展開になったと思っています。パワープレーで仕掛けてからも多くのチャンスを作れたと思います。選手は最後まで 戦い、数多くチャンスを作り、同点に値する内容の試合でしたが、得点にまで繋げることができなかったのが事実です。 次の中国戦に関しては、今まで通り強い気持ちで試合に臨みたいと思っています。明後日まで時間がありますので、選手たちとしっかりと話した上で勝ちにいきます。 ●小宮山選手 残り１５秒だったのでトラップして小野選手にパスを出そうとしましたが、ミスキックからシャムサエイに当たってしまいました。あの時間帯、あの場所でしてはいけないミスだったと思います。他の４０分間に鈴村選手とシャムサエイを止めても、あのようなかたちで失点してしまったのは僕の責任だと思います。 ●藤井選手 結果が求められる中、AFC優勝を達成できなかったのは悔しい。しかし、全員がベストを尽くし、最後までまとまって臨めた試合だったと思っています。監督からの指示では、前からディフェンスにいくこと、少ないチャンスを如何に落ち着いて決めるかという指示がありました。ディフェンスに関しては、しっかりとできましたが 、自分のところに多くチャンスがあったのにも関わらず決め切れなかった。チームが苦しい状況のときにバランスを取ったり、ゴールを決めてチームを助けることが僕の役割だと思っているので、決め切れなかたことに責任を感じています。 中国戦に向けては、チームとしてまとまって突き進まないといけないと思っています。 ●岸本選手 今日の試合に負けたことで悔しい気持ちはすごくあるし、３位になるのは絶対条件だと思います。イランに勝てる試合内容だった。気持ちを切り替えて、イランと戦えるのは日本くらいだということを証明するためにも、中国に勝って３位にならないといけないと思います。中国戦でメンバー入りすることができれば、ゴールだっ たり、ラストパスであったり、何か結果として残せるよう頑張ります。 取材：福原 まりこ
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