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2008/02/11 22:50:01 Fリーグ第20節 名古屋×神戸戦詳細レポート
神戸×名古屋
前節、湘南戦で優勝を決めた名古屋は凱旋。名古屋に勝利し３位確定を決めたい神戸は、前半奮闘するも、王者名古屋の圧巻的な強さに後半失速し、結果は４−２。 名古屋が、サポーターの前で高々と優勝トロフィーを掲げた。 前半開始早々、神戸は、ファールから自陣で名古屋にフリーキックを与えてしまう。 右サイドでフリーキックを得た名古屋は、?完山が蹴ると、神戸ディフェンスがずれたところを再び?完山が左足でシュート。ボールは見事に神戸のゴールネットをゆらし、開始２分で名古屋が先制点を取る。 ６分、今度は、右サイドからマルキーニョスが強烈なシュートを放つと、ディフェンスの間を抜け、ボールは神戸?ゴレイロ村山の左足に当たり勢いそのままゴール。 ２−０と名古屋が神戸を引き離す。 １０分、神戸?ブルノが左サイドを駆け上がると、逆サイド、ゴール前に居た?原田にパスが渡りシュート。２−１と神戸が１点を返す。 １７分、神戸?田中が名古屋ディフェンスを１人抜くと、左サイドをドリブルで駆け上がり、ハーフウェイラインを少し過ぎた場所から強烈シュート。「シン（須藤）が頑張ったのがこぼれてきて、ただ思いっきり蹴ったら良いところにいった」（田中智）。ホーム名古屋のサポーターも驚くほど、力強いシュートは、勢いよく名古屋ゴールに突き刺さる。 先制された神戸だが、２−２と試合を振り出しに戻し前半を折り返す。 後半開始直後、名古屋?丸山から、ゴール前?マルキーニョスにパスが渡り、マークが外れたところを左足で軽く蹴ったボールが入り、３−２。「後半足が止まってしまった。（神戸は）いつもの立ち上がりの悪いのが出てしまった」と原田が振り返るよう、神戸は開始わずか３０秒で失点してしまう。２４分には、右サイドから?マルキーニョスがシュート、今度は、逆サイド?森岡が、神戸ディフェンスを抜いて強烈なシュートを放つ。両シュートとも、ポストに当たりゴールにはならなかったが、名古屋の勢いは止まらない。 一方の神戸も、右サイド?山元から逆サイドの?須藤にパスが渡りドリブルで仕掛けるなど、神戸らしいプレーで反撃に出る。しかし、セットが変わった直後、またも神戸のファールにより、名古屋がハーフウェイライン付近、中央でフリーキックを得る。キッカーは、すでに２点を決めている?マルキーニョス。?マルキーニョスが狙いを定めて打ったボールは、神戸の壁とゴレイロの間を抜け、ゴールネットに突き刺さり、４−２。 後半、２点の追加点を決められ苦しい神戸は、?ブルノ?原田がドリブルで必死の反撃に出るも、名古屋の強いディフェンスの前に、ゴール前で大きなチャンスを作ることができない。残り５３秒の時点で、神戸は５ファールから、名古屋に第２ＰＫを与えてしまう。これを?村山が止め、名古屋追加点ならず、試合は４−２で名古屋が勝利。 結局、神戸はセットプレーから失点したことが、後半に大きく響いた。 名古屋は、「湘南戦で優勝が決まっていたので、モチベーションが低い選手もいた。ホームなので良い試合を見せて、気を抜かずに勝たないといけない試合だった。後半、切り替えができたことがこの勝利に繋がった。」（森岡）。「独自のプレーで試合を運ぶ神戸は、やりにくかった。うち（名古屋）は前半後半通して、同じフットサルをするだけだった」（北原） と、後半にフィジカルが落ちず、一定した試合運びを展開した名古屋が、チャンピオンの実力を見せ付ける内容となった。 ホームで優勝セレモニーを終えたキャプテン北原は、最後に「本当に、毎回多くのサポーターに応援してもらったことが力になった」とサポーターへの感謝を語った。 レポート・福原 まりこ  フットサルタイムズのFリーグレポートへ
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