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輝ける場所へ

2008年も残すところ数日となりました。各チームは年内の試合を終え、束の間のお休みといったところではないかと思います。12月14日にリーグは3巡目に入り第15節の試合を終えました。3巡目の第16節は1月10日のセントラル広島から始まります。そこで、年が明ける前に2008年の取材を振り返ってみようと思います。


2008年、フットサル界では1つのビックイベントがありましたよね。そうです、ブラジルワールドカップ!私は残念ながら現地での取材には行きませんでしたが、4年後に関西からより多くの代表選手が選出されると期待し、開催期間中は日本でこそこそ取材をしていました。4年後にどの選手が選ばれるかは分かりませんが、可能性のある選手はたくさんいます。その選手たちが、次のワールドカップで青いユニフォームを着ていたら「ブラジルワールドカップのときは、試合を観ながらこんなことを言っていましたよ」と書きたいと思い取材をしていました。そして、取材をしていて今のFリーグで戦っている選手たちによって、日本のレベルがどこまで向上するのかも楽しみだと感じました。

私が初めてフットサルを観たとき「めっちゃ面白い!フットサルなら女の子でも楽しめて、大いに盛り上がれるスポーツやん!!」という直感が働きました。今でも、あの迫力ある映像が脳裏に焼き付いて忘れることはありません。実は、その試合は公式試合ではなくて、Fリーグが開幕する前に観た大阪さんの紅白戦やったんやから、今振り返れば凄い迫力やったんですね。どんだけ気合の入った紅白戦やったんやぁ!て思います。本当にやる気に満ち溢れた練習やったからこそ、22歳の女子の心は一瞬で動かされたんです。

でも、今のFリーグはどうでしょう??感動する試合もたくさんあります。今季8節の名古屋対浦安の試合は本当に素晴らしい試合でした。興奮のあまり、試合後は思わず一人で拍手をしていました(笑)
もし、私が仕事ではなくてお客さんとして観に行っていたら、週末に会場へ行って「Fリーグ面白いわぁ!何か元気になった!」と思う試合もあります。でも、逆に「何やこれは!?これがFリーグなん??」と思う内容もあるのが今のリーグの現状でもあると思います。
2巡目は審判に関して各チームの監督が会見で言及することもありました。判定に関してはデリケートな問題やと思いますが、その他のことでは、時計が止まらへんかって時間が数秒経過してしまったり、タイムアウトの笛か5ファールの笛か分からへんことなどもありました。こういったことが続くと、選手も審判を信頼してプレーできひんようになると思います。実際、今年5月にタイで行われたAFCの予選でも会場内の時計が壊れた・・・なんてことがあったので、環境が整っている日本では気を付ければ直ぐに改善できそうですね。

そして、審判だけがあかんなんてことは絶対にないですよね。Fリーグはお客さんがお金を払って観にきています。お客さんの前でプレーしているのに、選手は頭に血が上って気持ちのコントロールができず、試合が荒れてしまいましたでは悲しいです。スポーツもエンターテインメントの一つやと思います。選ばれた人たちがお客さんの前で試合をするのやから、勝敗関係なく「また、観に行きたいなぁ」とお客さんに思ってもらいたいですよね。そのために、各チームのスタッフをはじめ、関係者が長い時間と労力をかけて働いています。「来てくれはった人たちに楽しんでもらいたい」という気持ちは仕事の役割は関係なく、リーグに関わる多くの人たちが望んでいることやと思います。2巡目は、これまでよりも荒れてしまった試合が多かったのが残念でした。だから、来年は頭に血が上って"カー"となったりせず、接戦した試合展開や感動するプレーで白熱してほしいと思います。


そして、選手、審判、チーム、などリーグに関わる全てにおいて、若い才能が来たときに開かれる門があってほしいと思います。私は、まだ偉そうなことを言える立場とちゃいますが、今のリーグを観ている子供たちが夢を持てる世界になってほしいと願っています。Fリーグに携わる人たちが、男とか女とか関係なく輝ける場所であってほしい、今季、第15節までの取材を通して感じました。


年が明け1月10日の第16節からは、更に面白い展開になるんじゃないでしょうか!?優勝争いも混戦模様ですし、3位争いもまだ分からないですよね。どんでん返し!なんてのもあるかもしれません。そんなことを考えると、今からワクワクします。3巡目も多くのお客さんが盛り上がれるリーグになると信じて、仕事納めとさせていただきます。

皆さま、良いお年を!