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藤井 健太インタビュー
2006年12月26日(火) マグフットサルスタジアムにて
第4回 2007年の目標
タイムズ 「2007年の目標は何でしょう?アジア選手権が日本で開催され、日本リーグも開幕します!」
藤井健太  「いろいろあるなぁ。

代表としては必ずピッチにたって、アジア2連覇に貢献すること。そこから世界につながるようなものにしていきたい。それがフットサル盛り上げることにもなると思う。

代表はひとつのモチベーション。パラメータ。でも、(代表は)日々の努力の結果でしかない。
そういう意味では1日1日を大事に。所属チームでしっかり頑張ること。

(自分が)日本リーグできるのかもまだ決まったわけでない。
しっかりしたものを持って、そこでできるようにまずは考えていきたい。

みんなで築き上げてきた日本リーグ。でも勘違いしたくないのはまだプロリーグでもないし、それができたから何というわけでもない。

日本リーグができたのはすごくいいことだと思う。

クラブチームもそれなりの環境を整えないといけない。選手としては、そういった環境で毎日練習ができるのは、世界に近づくためにも必要なことだと思うし、いいことだと思う。

全員が(日本リーグで)やりたいのにできたい、という部分では、意識をあげていかないといけない。日本リーグのようなものができたからこそ、そういう部分があがっていくところもある。

いい環境ができたけどまだまだ。
プロリーグができても『これからスタートだ!』とたぶん言うと思うけど、日本リーグができたのはスタート!

終わりでもないし、目標としてた部分で良かったねというのもない。経過の一部分なのかもしれないけど、あくまでスタート。
流行で終わらせたくない。みんなで作った環境だからこそ、盛り上げたいし、大事にしたい。いいものにしていきたい。次につながるものにしていきたい。

そういう意味で大事な一年なのかな。

これまで以上に、考えてやらないといけない一年。そういう風に思いますね。2007年というのは。

最近はそういうのをしみじみ感じる。
周りの人のチカラというか。感謝の部分が大きい。だからこそやらないといけない。

そういう感謝の気持ちを一番感じるのは・・・やっぱり親かな。

サッカーやフットサルができる環境をずっとつくってきれた。応援してくれた。育ててくれた。
人間らしくといったらおかしいけど、、、自分がそういう考え方が少しでもできるように、育ててくれたことにはすごい感謝しないといけない。すべてが、そこからのスタートだと思う。

転校が多く、1年ごとに、大阪、高知、奈良と引っ越したけど、どこでもサッカーをさせてもらった。いいチームに入れた。縁もあったけど、何より親の協力・理解があった。
2年生のときはすごい一緒に探し回っててくれた。自分の小学校に無く、いろいろなチームを見た中でも(通うのは)遠かったクラブだったりするんだけど、一緒に連れて行ってくれたり。1年生のときも、3年生からしか入れないとこに、頼んでくれて、そこできた。

いい指導者もいたから今があるのかなぁと。
サッカーで教えてもらったなというのはあんまりなかった(笑)んだけど、技術よりも、すごい仲間の大切さとか、サッカーを通じて違う部分を教えてもらったなぁと。それが結構生きてる。一番大事な部分を、ちっちゃいころに教えてもらったのかなぁと。

代表でもどういうことが大事か、考えると、技術の部分と両立して、そうした人としての部分が大切になってくると思う。

そうやって、与えてもらった部分が大きいので、それを感じたならば、(他の人にも)伝えられなかったら失礼かな、と本当に思う 

タイムズ  「いい指導者にもめぐり合えて、これまでサッカーやフットサルを嫌いになったことは無かった?」
藤井健太  「いや、いっぱいあった。(笑) 負けると嫌やし、うまくいかなくてもそうやし。

でもそれ以上に好きになる部分のほうが多かったのかな、結局は。
なんなのかな、そういう感覚って・・・。
不思議なもので・・・、『絶対やめてやる!』と思っても、次の日にはやりたい。
ああいう感覚は何なんだろう。やっぱり好きなのかなぁ。
今もそう。何よりも好きであったり、楽しいから続けられてる
タイムズ  「初めて(藤井健太選手を)見たとき、チームメイトに前向きな言葉をかけてるのが印象的でした。ミスした選手に『何やってんだ』とか『アカンやろ』といった、怒鳴り声や厳しい声が飛ぶというスポーツのイメージがある中、楽しそうにプレーしてるのがスゴク印象的でした」
藤井健太  

「思い通りに行かなかったりするときは、(きついことも)人に言っちゃ足りするし、今もするし、時には必要だったりすると思う。勝つためでだけなく、そいつの成長に必要で、ガンと強く言うときもある。そういうバランスも大事だと思う。
どっちかというと自分は何でも言って来た。勝ちたい気持ちが強かった。負けず嫌いだったので、人が嫌なこともズケズケ言ってきた。そういうのがなかったら、今がなかったのかな。と思う。

でも、自分でも『言われたら嫌だな』と思うことは言わないでおこうと思うし、そいつの楽しさを消してしまう、成長を妨げてしまうものだと思う。勝つために絶対必要かというとそうじゃないと思うし、それよりも雰囲気が必要だったりする。

これからもいろんなこと経験して、いろんなこと伝えられる選手になりたい。
本当に楽しいと思えることがあったり、好きなものがあることがどれだけ大事か、伝えられる選手になりたい。

誤解されるかもしれないけど、一番ピンチのとき、やらないといけないときに笑える選手になることが目標。
笑うだけでなく、結果を出せる選手。

(ピンチのときでも)笑っていいぞ。みたいな。
『そんなときに、何で笑うの』と言われたら、あの笑いが必要だったんだよと言えるような。

そうしたら周りの考え方も変わってくるかなぁと。
負けてるときは必死な顔をするものだろ?怒るものだろ?何で笑ってるの?『イイヨ、イイヨ』と言ってられるの?

でも時には(笑うことが)必要だったりもするし、見極めの部分も必要。
ヘラヘラしてるから勝てない、気持ちを出してないから勝てないときには言わないといけない。
逆に気持ちが入りすぎてるときとか、みんなが言い過ぎるときに、笑いを入れて、冷静になって、勝つこともある。

両方ともあるんだよ。という考え方。1点だけじゃない。
そういう経験をしてみたら、そういうのもわかるだろうと。

人から言われてることだけでやると、それしかなかったりする。それで負けても『一所懸命やったからいいよ』じゃないだろうと。チャレンジしようぜ、プレーといっしょで!と思う。

みせかけだけじゃなくて、教えられたからだけじゃなくて、(教えられて)その意味をわかってるのか?
ただ言って、ただやって、じゃない。

笑って勝ったこともあるし、選手が結果を出したこともある。「思い切ってやれよ、できんだろ」「な、できんじゃねえか」みたいな。

1点、2点、3点、色んな方向からみて、批判されることもあるだろうけど、いろんなチャンジをしていきたい。
スポーツの大事さを築き上げて行きたい。感じて行きたい。
感じて。学んで。まだまだチャレンジして。まだまだへこんで。(笑)

まだ、フットサルとしても選手としても確立されたものがない。

もっともっと伝えるためにも、まず自分が感じないと。チャレンジしないと。いろんな人に、『今のは良かった』『今のはだめだった』と言ってもらわないと。

今の自分には『だめ』と言ってくれる人が少ない。

チームの監督や、代表の監督が、一番近くで言ってもらえる人。だから大事。
たまには不愉快だったり、カチンときたり、『何だよ!』と思ったりするけど、いつも喧嘩してるけど、そういう人が大事だなぁと。

言われるのは大嫌いだけど、言われないとわからない性格だから、大事にしたい。
『よかったね、よかったね』だけじゃなく、言ってもらわないと、わからなかったりするし。

他の選手でもそう。藤井健太が言ったから『あ、そう』だけじゃなく、自分が考えたことはこうだ。って言ってもらったほうが(お互いに)大きなものになる。そういう環境でこれからもやりたいと思う。
代表選手だからは関係ない。何年やってたから、ベテランだからも関係ない。いち人間であるし、いち選手だから。
これからも色んな人と色んなことを話してやっていきたい。そう思います


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