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藤井 健太インタビュー
2006年12月26日(火) マグフットサルスタジアムにて
第1回 フットサルとサッカーの違い
タイムズ 「関西から関東に渡って1年以上になりますか?」
藤井健太  「(2006年の)11月に行ったのかな。試合(関東リーグ)に出たのは、12/23のファイル戦。
その間に選手権の千葉予選、関東予選に出た。プレデターで試合に出たのは選手権の千葉予選から」
 
タイムズ  「1週間、どんな生活をしてるんですか?」
藤井健太  「スクールと、練習と、あとはちょこちょこ仕事の打ち合わせ」
タイムズ  「フットサルメインの生活?」
藤井健太  

「うーん。スクールがサッカースクールだったりするけれど。
ただ自分的には少年はサッカーもフットサルないと思う。基本的には大人になっても違いは無いと思う。

選手でいながらも、フットサルが日本リーグ、プロリーグとなっていく環境をつくっていきたいという思いもある。

今は"サッカーの中のフットサル"という見られ方をしてる部分があるけれど、これから(フットサルが)もっと確立されたものになっていく中で「違いは何?」と聞かれると思うけど、「違いは無い」というのが今、現時点での答え。
『サッカーと一緒だな』と考えると痛い目にあうし、サッカーの技術の高い人を集めたチームがフットサルやったら強いのかと行ったらそうでもない。
違いはあるし、(フットサルとサッカーは)違うんだけども・・・、(少年などの)指導もしながら考えると、最終的に"行き着くところ"は一緒なのかなと。

コートの違いがあって、ゴールが違う。ボールが違う。
そういうのを考えるとプレーの選択肢、ボールの持ち方が変わってくる。

あとは環境も違う。見せ方の違いというか。スタッフや協会も違えば、観客をどう呼ぶかも違ってくるし、サッカーと違う見せ方をしないといけない。
サッカーだとコートがでかいから看板も何時間に1回映るか映らないかでも、フットサルは何回も何回も映るので、メディアの使い方も違ってくると思う。

そういう意味での違いはあると思うけど、例えばボールの持ち方が違ってもそれはサッカーにも生かされる要素なわけで・・・。
だから、途中の部分は大きく違うけれど、突き進んでいくと違いは無い。というのが今の自分の中の答え。

そういう場面場面の違いをやってるのがバルサのサッカーであったりするのかなぁと。
技術があって選択肢がわかってれば、いろんな所で一緒の要素が多くて、それを知ってるか知ってないかは大きいと思う。
ただ一緒、ただ違う。という考えだとどっかで行き詰るのかなぁと。

「ボールを蹴ることに違いは無いから一緒だよ」と言う人もいるけど、一緒だけど違いに気づかないと、上を目指すならば、自分で確立するものを持つならば、どこかでぶつかる。
逆に言えば、フットサルの中でぶち当たらないとそういう(違いの)部分がわかってこない。
自分もフットサルで、サッカーをしていて、これは!と思う部分があった。ぶつかったところ、行き詰ったところがいっぱいあったから・・・」


※第2回に続く・・・


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マグの原田健司選手(左上)、マグのスクール生と藤井健太選手