●ベンチからピッチへ
長く神戸ベンチから激を飛ばしていた、関西リーグの名物監督とも言える中尾 隆二郎監督の姿はこの日、神戸のベンチになかった。
今年から変わった鮮やかな赤のファーストユニフォームを纏った�っ翦� 隆二郎選手が先発でピッチに立つ。
決してスピードも運動量もあるというわけではないが、「オレが入ると、やること、できることがハッキリするから周りも動きやすい」と試合後、�っ翦�選手が語ったように、最後尾でボールを受けてはシンプルに前の選手に球を配給する�っ翦�選手の"舵取り"に、他の選手が呼応する。
開始わずか13秒、その�っ翦�選手が送った、遠目からのパスがこぼれたところを�Υイ�決めて、神戸が先制点を上げる。
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この日はピッチからチームに激を飛ばした�っ翦�選手
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●神戸�Υイ�前半２得点
芦屋も３分、右サイドの�β膸海�ら送ったボールを、中央で�げ鰐遒�決めて、１−１の同点に。
しかし、15分、神戸は右サイド��笠置からのボールをまたも�Υイ�中央から決めて、２−１とすると、１分後には、左サイドから、今度は�Υイ離棔璽襪鬮�笠置がシュート。最後はディフェンダーに当たって、ゴール。３−１として、神戸がリードして前半を折り返す。
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この日２得点の活躍の神戸�Υ�(左端) |
●芦屋は�げ鰐遒�２得点も及ばず
後半はどちらかというと芦屋がボールを支配。神戸が奪ってカウンターを仕掛ければ、芦屋もまた奪ったボールでカウンターを仕掛けるなど、カウンターの応酬が続く。
スコアが動いたのは34分、サイドチェンジしたボールを芦屋�げ鰐遒�２点目を決めて、３−２と詰め寄る。
さらに、35分には、神戸の５つ目のファウルが溜まる。
しかし芦屋の追い上げはここまでとなってしまった。神戸が逃げ切りで、芦屋を下し、８位にまで順位を上げた。 |
タイムアウトで戦術の確認をするも、今一歩及ばなかった芦屋 |
| ●神戸�っ翦� 隆二郎選手兼監督
「(試合は)選手権のときから出てた。俺が入ったらやることが決まってるので回りもハッキリするみたい。主力３人が累積で出れず、�Ю�次もチームを離れ、人数すら心配されたが、��笠置と��斉藤が来てくれた。11位以下なら解散と決めました。残り３つ勝てば勝ち越せる。まだまだ上に行けるチャンスもある」 |
