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フォトグラファー 勝又寛晃のスペイン、ポルトガル 取材旅行記4
「オカーニャ対タラベラ」

2006/11/06(月)  


バルガス戦での勝利以来2連敗中のタラベラ。悪い流れを断ち切りたい所ですが相手は強敵オカーニャ。しかもアウェーでの戦いです。小野選手は先発での起用、監督の評価の高さを感じさせます。
試合は完全なオカーニャペース。昨年まで鈴村選手のチームメートだったケニーの超高速ドリブルを始めとして非常に高い個人能力を持つオカーニャの攻撃に何もできないタラベラ。

小野選手もピヴォの位置で攻撃を組み立てようとして、相手フィクソと激しくポジション争いを繰り返すもののボールがなかなか彼に入らず、さらに中盤でボールを奪われて失点の原因を作ってしまう場面もあり、小野選手にとって厳しい内容のゲームになってしまったようです。

試合はというと失点を重ねていくタラベラがパワープレーで応戦するも結実せず、結局7対0というスコアで終了しました。
これで三連敗となったタラベラ。しかしバルガス戦では非常に攻撃力のある部分を見せてくれていたし、下位に沈んでいたナザレノが連勝で一気に順位を上げたように、まだまだリーグは始まったばかりで全チーム勝ち点差はわずかなのです。流れを変えて連勝が始まれば一気に上位に上がっていけるし、タラベラはその力が充分にあるチームだと思います。

来週はスペインでの最後の観戦となるナザレノ対バルガスの試合を撮影に行きます。日本代表の攻撃の要、小暮選手と守備の要、鈴村選手のぶつかり合いです!!





アウェーでの試合時の移動に利用するバス。
タラベラは2部練習を行うなど非常に恵まれた
環境にあるチームのようだ。

オカーニャサポーターによって大量のトイレットペーパー
が投げ込まれる。

この試合も先発出場しトータル20分ほどプレーした小野。

味方が受けたファールに対して審判に講義する小野。

7−0と完敗したタラベラ、流れを失った
チームは非常に脆い物なのだろう。

シーズンはまだ長い、小野の戦いは続いていく。
   

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